
日本版も製作された犯罪捜査ドラマ『コールドケース 迷宮事件簿』は、7シーズン続いた人気シリーズ。その放送終了から約15年後にリブート企画が持ち上がったものの、実現には至らなかった。なぜ、リブート版はキャンセルされたのだろうか?
スタジオと製作陣、合意に至らず
フィラデルフィアを舞台にした『コールドケース』は、女刑事リリー・ラッシュを中心とする未解決事件捜査班のメンバーが、過去に迷宮入りした事件を解決していくシリーズ。
2024年4月に米CBSは、『コールドケース』のリブートを発表したが、同年9月に企画の中止を発表。リブート版には、本家でプロデューサーを務めたヒットメーカーのジェリー・ブラッカイマーをはじめとする製作陣が復帰する予定だったが、CBSと製作陣の間で今後の進め方について合意に至らず、「契約締結の段階を通過できなかった」ことが理由とされている。
フィラデルフィアからアメリカ南西部へ舞台を移し、新キャラクターが登場する予定だったというリブート版の具体的なストーリーなどは不明だ。しかし、その舞台設定から、移民や先住民コミュニティが直面している問題がプロットに織り込まれる可能性もあったようだ。
本家シリーズでクリエイターを務めたメレディス・スティームは、リブート企画のパイロット版の脚本を執筆し、『CSI:ベガス』や『LUCIFER/ルシファー』などを手がけたクリスティアン・リードもプロデューサーとして名を連ねていた。
リブート版の頓挫は残念だが、いつの日か何らかの形で『コールドケース』が復活することを期待したい。『コールドケース 迷宮事件簿』全シーズンは、U-NEXTとHuluにて配信中。
(海外ドラマNAVI)
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Photo:『コールドケース』© Warner Bros. Entertainment Inc.