ヒットメイカーのディック・ウルフ(『LAW & ORDER』『シカゴ・ファイア』)が手掛けるFBI捜査官を主人公にした犯罪捜査ドラマ『FBI:特別捜査班』のスピンオフ『FBI:インターナショナル』。同作のレギュラーキャストが来たるシーズン3で降板することが分かった。米Deadlineが報じている。
チーム2番目の存在が制作上の都合で降板
米CBSで2021年に始まった『FBI:インターナショナル』は、ハンガリーのブダペストに拠点を置くFBI国際捜査部“フライチーム”の活躍を描く。彼らは、アメリカ人が関わったり巻き込まれた犯罪を調べるべく欧州各地へ飛び、異なる文化・言語という障壁、外交・政治上の困難を乗り越えながら各国の捜査機関と協力し合って事件を解決に導く。
同作にシリーズ開始当初から出演してきた特別捜査官ジェイミー・ケレット役のハイダ・リードが、2024年2月13日より放送予定のシーズン3の序盤にてレギュラーから降りるという。ジェイミーは、ルーク・クラインタンク演じるチームリーダー、スコット・フォレスターに次ぐ存在だった。CBSや制作会社 Wolf Entertainmentはこの件についてコメントしていないが、ハイダの降板は制作上の決断によるもののようだ。
『FBI』フランチャイズでは、『FBI:特別捜査班』でニーナ・チェイス捜査官を演じるシャンテル・ヴァンサンテンがもう一つのスピンオフ『FBI:Most Wanted~指名手配特捜班~』へ“異動”となることが先日明らかになった。これは、『FBI:Most Wanted~指名手配特捜班~』を抜けたクリスティン・ゲインズ役のアレクサ・ダヴァロスに対する穴埋めのようだが、本家におけるニーナ離脱の穴、『FBI:インターナショナル』におけるジェイミー喪失の穴を今後誰が埋めることになるのか気になるところだ。
『FBI:インターナショナル』シーズン3はWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて9月17日(火)23:00より放送・配信スタート。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
Photo:『FBI:インターナショナル』© MMXXII CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.