
日本でも大ヒットした『24 -TWENTY FOUR-』で、キーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーの頼れる相棒、クロエ・オブライアン役を演じたメアリー・リン・ライスカブ。欠かせない存在であるこのキャラクターだが、実はシーズン3から登場した“後付け”の存在であり、当初はわずか数エピソードのみの出演予定だった。
『24』出演に迷いも
女優でありコメディアンでもあるメアリーは、自身のスタンドアップ特番『Mary Lynn Rajskub: Live from the Pandemic(原題)』のプロモーションで出演したPeopleTVにて、意外な過去を明かしている。
「最初は4話分の契約でした。その後、6話に延長されて…。制作陣からは“君がドラマを演じられるとは思わなかった”って言われたんです。それが逆に最大の褒め言葉でしたね」と振り返った。
『ブレイキング・バッド』のボブ・オデンカークと、『ブル~ス一家は大暴走!』のデヴィッド・クロスによるスケッチコメディ番組『Mr. Show with Bob and David(原題)』(1996~1998)のオリジナルメンバーの一人であるメアリー。(本シリーズは2015年にNetflix版『ボブとデヴィッドと』として復活。メアリーも出演している)コメディ出身の彼女にとって、Foxの人気アクションドラマという現場はまさに異世界だったという。
「すでに大ヒットしていた番組に途中参加するのは、とても怖かったです。あんな現場、初めてでした」と、当時の心境を語った。彼女の戸惑いは、過去の苦いオーディション経験によってさらに増幅されていたという。
実は、メアリーは『24』のオーディションを一度見送ろうと考えていた。その理由は、直前に受けた『CSI:科学捜査班』のオーディションでの“痛い失敗”が原因だったという。
「エージェントには行かないと伝えました。『CSI』のオーディションがひどかったので。性的暴行を受けた役だったのですが、どう演じればいいのかわからなかったのです」と重い役柄への対応に悩んでいたことを明かした。
「審査員の反応は彼女、何をしてるの?って感じでした。私は“真剣な役”の演じ方をまったくつかめなかったんです。これは私の仕事じゃないって思いましたね。トラウマを負った人を演じようとして、逆に自分がトラウマを負って帰ってきたんです。まったく合わない世界でした」
そんな不安と葛藤を乗り越えた末に掴んだクロエ役は、メアリーのキャリアを大きく変える転機となった。ドラマの中でも屈指の人気キャラクターとなり、最終的にはシリーズ後半を支える重要な存在としてファンから愛されている。
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