「アベンジャーズ」シリーズをはじめ、エンターテインメント史を塗り替える超大作を次々と贈り出し、世界中に感動と興奮を届け続けてきたマーベル・スタジオ。そのマーベル・スタジオによる『ファンタスティック4』待望の第1作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が大ヒット公開中!
描かれるのは、異なる力と個性を持ち、揺るぎない家族の絆で“最強”を超えた唯一無二のヒーローチーム“ファンタスティック4”の物語。時には“家族”、時には世界中から愛されるヒーローチーム“ファンタスティック4”として活躍する彼らだったが、家族の間に“新たな命”が加わろうとしていたその時、惑星を食い尽くす規格外の巨大な敵”宇宙神ギャラクタス”の脅威が地球に迫る! ギャラクタスの狙いは、新たに生まれてくる子供だった。地球滅亡へのカウントダウンが進む中、彼らが守るのは全人類か、家族か…。一人の人間としての葛藤を抱えながらも、4人はヒーローとして立ち向かう――。
マーベル・スタジオが初めて描く伝説のヒーローチーム“ファンタスティック4”のデビュー作として全世界で大きな注目を集めてきた本作は、家族の揺るぎない絆で悪に立ち向かっていく“ファンタスティック4”による胸アツドラマ、アイコニックなブルーや“4”という数字が印象的な1960年代風のレトロフューチャーな世界観、来年以降公開されるアベンジャーズ新章に繋がる要素などで反響を呼んでいるが、とあるキャラクターにも絶賛の声が集まっている。
そしてこの度、マーベル・スタジオ社長で、本作含むMCU作品全てに携わってきたケヴィン・ファイギがインタビューに答え、そのキャラクターが“スパイダーマンファン”にも注目であると明かした。
-
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』に予習は必要?見る前に知っておきたいこと
本日7月25日(金)より日米同時公開となるマーベル・スタジオ …
ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチに注目
そのキャラクターとは、“ファンタスティック4”のメンバーであるジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ。全身を炎に包み、高速で空を飛ぶことができる彼は、その能力でギャラクタスの脅威に立ち向かっていくこととなる。その戦いも見どころの一つだが、彼が大きな反響を呼んでいる1つの理由に“絶対的弟キャラ”という点がある。

© 2025 20th Century Studios / © and TM 2025 MARVEL.
同じ“ファンタスティック4”に属するスー・ストーム/インビジブル・ウーマンの弟で、若く陽気なムードメーカー的存在としてチームに貢献する彼の魅力にドハマりするファンたちが続出中。「ジョニー君が沼すぎる…!」「ジョニー推しだわ〜」「ジョニー役のジョセフ・クインが1番輝いてた」「茶目っ気たっぷりだけどどこか頼もしいジョニーが頭から離れない…」「いたずらっぽい表情もたまらん」等と、どこかトム・ホランド演じるピーター・パーカー/スパイダーマンに似た反響の大きさとなっている。
『スパイダーマン』との意外な共通点
そのジョニーを演じているのが、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』など話題作に出演し、今後の活躍にも期待がかかるジョセフ・クイン。来年12月18日(金)日米同時公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にも出演が決定しているということで、ジョニーの今後にも注目だが、実はジョニーは、マーベル・コミックス『アメイジング・スパイダーマン』の第1巻にゲスト出演したキャラクターであり、さらにいうと、コミック上でジョニーは、ピーター・パーカー/スパイダーマンの親友の1人でもあるという。

©2025 Getty Images/Getty Images for Disney
© 2025 20th Century Studios / © and TM 2025 MARVEL.
ジョニー役のジョセフとピーター役のトム・ホランド、2人の掛け合わせについて問われたケヴィン・ファイギは、「いつかそれがやれるという無限の可能性の夢を心に思い描いています。ジョニー・ストームとピーター・パーカーはマーベルコミックにおける重要な関係の1つです。私たちはこれまでそれに近づくことができませんでした。そして今、それは可能性の領域にあります。それはエキサイティングなことです」と笑顔でコメント。
加えてケヴィンは、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』と『スパイダーマン』の意外な共通点についても明かしてくれた。「(“ファンタスティック4”をマーベル・スタジオ作品として描けることは)チャンスだと思いました。つまり、トム・ホランド主演の『スパイダーマン』映画を作り始めたときと同じような感覚だったのです。(トム・ホランド主演で描く以前にも)スパイダーマンを描いた映画は何本も公開されていましたが、(原作の)マーベル・コミックスはストーリーラインが非常に奥深く、まだ映画で描かれていない要素が豊富にありました」
『スパイダーマン』シリーズが今後も展開されていくように、“ファンタスティック4”の物語もまだまだ続いていく予感。いつか、ジョニーとピーター2人の夢の共演が映画で描かれる日が来るかもしれない。だからこそ、トム・ホランドファン&スパイダーマンファンの方にも、ジョニーの姿をいち早くご覧いただきたい。
(海外ドラマNAVI)