ノーマン・リーダスがカンヌ国際テレビ祭欠席!理由は鬼才の新作映画?

人気俳優のノーマン・リーダス(『ウォーキング・デッド』シリーズ)は、24日(木)に始まった国際テレビフェスティバル「カンヌシリーズ(Canneseries)」のコンペティション部門において審査員長を務めるはずだったが、直前で欠席することが決まった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

代わりに『ウォーキング・デッド』ニーガンが“親子”で登場

4月24日から29日にかけてフランス南東部のカンヌで開催されるこのイベントは、世界中の新作ドラマの中から最高の作品を選出するもの。世界三大映画祭と言われるカンヌ国際映画祭と同じ都市で毎年開かれている。

しかし、今年第8回を迎えたカンヌシリーズの幕開けとなった24日夜のレッドカーペットならぬピンクカーペットに、ノーマンの姿はなかった。報道によると、仕事の都合で直前に参加できないことになったという。その際には「ほかの仕事」としか言われていなかったが、のちにノーマンがダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』)製作映画『Pendulum(原題)』に出演すると報じられた。ジョセフ・ゴードン=レヴィット『(500)日のサマー』)、フィービー・ディネヴァー(『ブリジャートン家』)も出演するこのホラー映画は現在ニューメキシコで制作が始まっているそうで、この作品が理由と考えられている。

そんなノーマンに代わって、テレビ音楽作曲家でアメリカ人のジェフ・ルッソ(『FARGO/ファーゴ』『リプリー』)がカンヌシリーズの審査員長を務めることに。ともに審査員を務めるのは、韓国系アメリカ人のスー・ヒュー(『Pachinko パチンコ』ショーランナー)、スペインの俳優ロラ・ドゥエニャス(『海を飛ぶ夢』)、フランスの俳優ルイーズ・ブルゴワン(『ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~』)とセザール・ドンボワ(『アウトランダー』)。

『ウォーキング・デッド』シリーズのダリル役で知られるノーマンは残念ながら参加することができなかったものの、同ファミリーは出席している。カンヌシリーズ2日目となる25日(金)、本国アメリカで5月4日(日)にお披露目を控える『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』シーズン2がワールドプレミアとなったことに合わせて、その日のピンクカーペットには主演のジェフリー・ディーン・モーガンがお目見え。ニーガン役でおなじみのジェフリーは、妻のヒラリー・バートン、二人の子どもも一緒に連れての家族4人で珍しく公の場に登場し、話題をさらった。

『ウォーキング・デッド』全11シーズンをはじめとした『ウォーキング・デッド』シリーズはU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline①米VarietyDeadline②米People

Photo:『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』© 2024 Stalwart Productions LLC.