スティーヴン・キング風?『テッド・ラッソ』復活をキャストが“ホラーなたとえ”で語る

Apple TV+の大人気ドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』のシーズン4が始動していることを受けて、キャストのブレット・ゴールドスタインがユニークな例え話で“復活”について語った。

 

今度は女子サッカーチームの監督に

脚本チームの一員でもあり、ロイ・ケント役を演じるブレットは、現在シーズン4の脚本作業が進行中であると明かしながら、制作再開を“死んだ猫が蘇る”というスティーヴン・キングのホラー小説「ペット・セマタリー」風になぞらえてこう語った。

「大学時代の友人で子供の時に猫を飼っていたやつがいた。ある日その猫が車にひかれて死んでしまい、家族で庭に埋葬した。でも彼はベッドで泣きながら、“猫が戻ってきてほしい”と祈り続けた。すると本当に猫が戻ってきた――でも、埋めた猫は別の猫だったと後で分かったんだ」

この出来事を引き合いに出しつつ、ブレットは「そりゃこの友人が少し変わってしまうのも当然だよ。死が本当じゃないと思い込んだら、何でも蘇らせられるって信じちゃう」と冗談交じりに語る。

その上で、ブレットは『テッド・ラッソ』の“終了”と“復活”にも似たような複雑な感覚を覚えるという。

「俺たちは『テッド・ラッソ』をちゃんと終わらせたんだ。みんなで泣いて、葬式までやった。でも今になって、“なんでも蘇らせられる”みたいになってる。ちょっと力を持ちすぎてる気がするよね」

もともとシリーズは、ジェイソン・サダイキス、ビル・ローレンス、ブレンダン・ハント、ジョー・ケリーの4人のクリエイターによって3シーズンで完結する構成が予定されていた。しかしAppleは昨年、シーズン4の制作を決定。今作では、ジェイソン演じるテッドが女子サッカーチームの監督を務める展開が描かれるという。

シーズン4には、ジェイソン、ブレットのほか、ハンナ・ワディンガム、ジュノー・テンプル、ジェレミー・スウィフトといったおなじみのキャスト陣も続投する予定だ。

『テッド・ラッソ』シーズン1〜3は、Apple TV+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

 

Photo:画像提供Apple TV+