ニュース

『ブレイキング・バッド』超え?スピンオフ『ベター・コール・ソウル』が傑作と言われる理由

2025年4月8日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

米AMCの『ブレイキング・バッド』は、テレビ史に名を刻む傑作として今も語り継がれている。その中でも最終シーズンとなるシーズン5は、ほぼ完璧と評されることすらある。そんな伝説的作品のスピンオフとして誕生した『ベター・コール・ソウル』が、まさか本家を超える完成度を見せるとは、多くの視聴者にとって予想外だっただろう。

なかでも最終シーズンとなるシーズン6は、物語、演出、キャラクター描写のすべてにおいて極めて高い評価を受けており、本作を“スピンオフの域を超えた傑作”と位置づける声も少なくない。今回は、米Screen Rantによる分析をもとに、その魅力をあらためて掘り下げてみたい。

エンディングが神がかってる海外ドラマ【5選】

ドラマシリーズにとって作品全体の印象を左右することになる重要 …

(以下、一部ネタバレを含みます)

テレビ史に残る名作

『ベター・コール・ソウル』シーズン6はシリーズの集大成として、フランチャイズの中でも突出した評価を受けている。

特に第3話「万事休す」と第7話「計画と実行」といったエピソードは、本家の名エピソードであるシーズン5第14話「オジマンディアス」と肩を並べるほどの完成度を誇る。「万事休す」では、ナチョの物語が感動的な形で幕を閉じ、脇役に過ぎなかった彼の存在が、シリーズ全体においていかに重要だったかを再認識させられる。一方で「計画と実行」は、ジミーとキム、そしてラロという三人のキャラクターの道徳的な破綻を対比的に描き、シリーズ全体のテーマを凝縮したような一編となっている。

このシーズンはRotten Tomatoesで99%という驚異的なスコアを記録しており、批評家からもファンからも極めて高い評価を得ている。物語の終盤では、ジミー・マッギルが自らの罪を認め、責任を取る姿が描かれ、彼のキャラクターにこれ以上ないほどふさわしい結末が与えられた。これは単なるスピンオフの枠を超え、テレビ史に残るドラマとしての地位を確立する要因となった。

一部のファンからは第10話「迷子犬」のような静かなエピソードが物足りないとされることもあるが、実際にはすべてのエピソードが物語全体に貢献しており、シーズン全体を通しての一貫性は見事だ。終盤で『ブレイキング・バッド』本編後の世界を描いたことも、大胆かつ効果的な選択であり、物語をより立体的にし、より深い余韻を残した。

『ベター・コール・ソウル』シーズン6は、スピンオフという枠を超え、本家すら凌駕する完成度を見せつけた。どちらが優れているかという議論は今後も続くだろうが、少なくともこの最終シーズンがテレビ史に残る名作であることに疑いの余地はない。

『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』の全シーズンは、Netflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)



爆アゲセレクション Netflix

ドコモユーザーなら誰でもNetflixがおトクに使える! Netflixのご利用料金(税抜)に対して、毎月dポイント(期間・用途限定)10~15%還元!

さらにeximo・ahamo・ギガホ・ドコモ光*をご契約の方なら、毎月最大20%に還元率アップ!

\ドコモユーザー必見/

爆アゲ セレクション

>>詳しくはコチラ

*ドコモ光のペア回線(「ドコモ光」と対となる携帯電話回線)でのサービスご契約の場合。
※広告つきスタンダードプランは一律15%還元。

※すでにNetflixを利用中でも、利用開始登録の際に、現在Netflixアカウントに登録しているEメールアドレスを用いて登録することが可能。この場合Netflixに支払い済みのNetflixの月額料金は返金されないので要注意。
※Apple iTunes billingをNetflixの月額料金の支払い方法として登録していた場合は、利用開始登録の前に支払いキャンセルの手続きが必要。
※他社Netflixパッケージサービスをご契約の方は、他社Netflixパッケージサービスを解約する必要あり。

Photo:© 2015 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.

  • この記事を書いた人

海外ドラマNAVI編集部

海外ドラマNAVI編集部です。日本で放送&配信される海外ドラマはもちろん、日本未上陸の最新作からドラマスターの最新情報、製作中のドラマまで幅広い海ドラ情報をお伝えします!

-ニュース
-, ,