『13日の金曜日』前日譚ドラマ、ジェイソンの母親役が決定!

大ヒットホラー映画シリーズ『13日の金曜日』の前日譚ドラマ『Crystal Lake(原題)』の主演に、リンダ・カーデリーニが決定した。米Varietyなど複数のメディアが伝えている。

マーベルスターが若き日のパメラ・ヴォーヒーズを演じることに

オリジナルの映画『13日の金曜日』は1980年に公開され、夏のキャンプ場で指導員候補生たちが次々と惨殺される内容で大ヒットを記録。シリーズは10作品続き、リブート版やドラマ版も作られるほどに拡大した。

2022年に米Peacockによるシリーズ化が決まった『Crystal Lake』でリンダが演じるのはパメラ・ヴォーヒーズ。同役は、『13日の金曜日』シリーズのファンならご存じの通り、ホッケーマスクを被った殺人鬼、ジェイソン・ヴォーヒーズの母親だ。1980年の1作目は、子どもだったジェイソンがクリスタルレイクのキャンプ場で溺死してしまったことから、パメラが息子の死に責任があるとして指導員たちに復讐していくというストーリーだった。

これまでにパメラ役を務めたのは、映画シリーズの1・2作目でベッツィ・パルマー、3作目でマリリン・パウチャー、『フレディVSジェイソン』でポーラ・ショウ、2009年のリブート版ではナナ・ヴィジターだった。

新たなパメラ役に決まったリンダは、『ER 緊急救命室』のシーズン10~15に看護師のサマンサ・タガート役で出演。Netflixのダークコメディ『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』ではクリスティナ・アップルゲイトとともに主演を務めた。また、『ホークアイ』をはじめとしたマーベル・シネマティック・ユニバースでは、ホークアイ/クリント・ハワードの妻ローラを演じている。

『Crystal Lake』は、当初ショーランナーに起用されていたブライアン・フラー(『ハンニバル』)が2024年5月、製作会社A24との方向性の違いを理由に降板。同年8月に後任となったブラッド・ケイン(『TOKYO VICE』『IT: Welcome to Derry(原題)』)がクリエイター、脚本家、製作総指揮も兼任する。

『13日の金曜日』映画シリーズはU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety米TV Line米Deadline