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『グレムリン』×『ホットファズ』!?一風変わったホラーコメディドラマが制作へ

2025年2月25日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

グレムリン

1984年のホラー映画『グレムリン』と2007年のコメディ映画『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』を掛け合わせたような、一風変わったホラーコメディドラマが制作されることが明らかとなった。米Varietyが報じている。

『グレムリン』ギズモ、スピルバーグ監督がいなかったら全く違った運命を辿るはずだった?

クリスマスにちなんだ人気映画といえば『ホーム・アローン』や『ラブ・アクチュアリー』だが、1984年に公開された『グレムリン』も定番の1作。人気の理由の一つでもある主人公ビリーの可愛いペット"ギズモ"だが、実はスピルバーグがいなければ、ギズモの設定が大きく変わっていたかもしれなかったようだ。英Digital Spyが報じ…

小人の置物たちが小さな町を恐怖に陥れる!?

「『グレムリン』と『ホットファズ』が融合したような作品」と称される『Gnomes(原題)』では、小さな町の地元警官二人が、町で初めて開催されるフェスティバル「ノーム・パルーザ」で命を吹き込まれた、殺気に満ちたガーデンノームの軍団と戦う様が描かれる。

ガーデンノームとは、西欧の家の庭によく置かれている小人の置物のこと。フェスティバル名に「ノーム」とあるので、おそらく小人グッズなどを集めたフェスティバスではないかと思われる。このシリーズでは実写効果とVFXを組み合わせ、ミニチュアの脅威に命を吹き込むという。

『Gnomes』は、昨年ロンドンで開催された、ドラマ作品のアイデアを競うイベント「Content London Drama Pitch Competition」で話題となり、世界中から集まった200を超えるプロジェクトエントリーの中で2位を獲得したというから期待が持てそうだ。

『ホットファズ』は鬼才エドガー・ライトが監督を務め、あまりにも優秀すぎることから周囲の反感を買い、田舎町の警察署に左遷された巡査が、次々に起こる不審死を相棒とともに捜査していく。『ショーン・オブ・ザ・デッド』のトリオ、ライト監督、サイモン・ペッグとニック・フロストの再タッグが話題となった。

『グレムリン』は、モグワイという可愛くて不思議な動物をプレゼントされた少年ビリーが、モグワイを飼うにあたり「守らなければいけない3つのルール」を破ったことで、モグワイから怪物グレムリンが増殖し、平和な田舎町が恐怖に陥っていく……というストーリー。

制作を手掛けるのは、ロサンゼルスを拠点とする映画・TVスタジオのHappy Accidents、およびオーストラリアの制作会社であるTotal FictionとScreen Invaders。クリエイターは、Screen Invadersを率い、受賞歴のある映画製作者ジョエル・コーンが務める。オーストラリアのコメディ作家、ティーガン・ヒギンボサムとポール・ヴァーホーヴェン(オランダ出身の『ロボコップ』監督とは別人)が脚本を執筆し、マサイアス・ヘイニー(『ロンドンゾンビ紀行』)がパイロット版の監督を担う。

Happy Accidentsの共同CEOホリー・A・ハインズは、「このコンセプトを聞いた瞬間に恋に落ちました。脚本は本当に素晴らしく、『Gnomes』はまさに傑作です。奇想天外でユーモラス、かつ型破りで、コメディドラマのジャンルにおいてほかに類を見ない作品です」と述べている。

『Gnomes』の撮影は、2025年前半にオーストラリアで開始予定だ。(海外ドラマNAVI)

サイモン・ペッグが選ぶお気に入りの映画5選

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参考元:米Variety

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海外ドラマNAVI編集部

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