『君の名前で僕を呼んで』原作者による新作ドラマの主役が決定

2025年1月28日 2025年1月28日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

2017年の映画『君の名前で僕を呼んで』の原作者アンドレ・アシマンの小説をもとにした新作ドラマで、『一流シェフのファミリーレストラン』のジェレミー・アレン・ホワイトが主演を務めることが分かった。米Varietyが報じている。

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『一流シェフのファミリーレストラン』あの人が主演＆製作

『君の名前で僕を呼んで』は、北イタリアの避暑地を舞台に、17歳の少年がアメリカからやってきた24歳の青年と生涯忘れることのできない情熱的な恋に落ちていく様を繊細に描き、アカデミー賞でティモシー・シャラメの主演男優賞をはじめ4部門にノミネート、脚色賞に輝いた。

Jeremy Allen White To Star & EP Netflix Bisexual Romance Drama ‘Enigma Variations’ https://t.co/MjcV8bp7Sh
— Deadline (@DEADLINE) January 27, 2025

今回ドラマ化されるのは、アシマンが2017年に発表した「Enigma Variations（原題）」。Netflixでリミテッドシリーズとして制作されるという。アマンダ・ケイト・シューマン（『ブラックリスト』『ホイール・オブ・タイム』）がショーランナーを務め、オリヴァー・ハーマナス（『メアリー＆ジョージ　王の暗殺者』）が監督を担う。製作総指揮には、主演のジェレミーのほか、シューマン、ハーマナス、そしてマイケル・エレンバーグ（『ザ・モーニングショー』）、リンジー・スプリンガー（『ロック＆キー』）も名を連ねる。

本作では、ジェレミー演じる主人公、バイセクシャルであるポールと様々な男性、女性との出会いや別れが描かれる。ポールは南イタリアでの少年時代には家の家具を直しに来た職人の男性に恋をして、ニューヨークでは女性と同棲し、セントラルパークのテニスコートで新たな男性と知り合う。原作小説は「ポールの愛情は捉えきれないほど儚いと同時に、常に生々しい欲望に支えられている。ポールが踏み出す一歩ごとに、彼の希望、拒絶、恐怖、後悔が常に罠を仕掛ける準備をしているが、愛の夢は消えない。私たちはいつも自分が何を求めているのかを知っているわけではなく、自分自身にも他者にも謎であり続けるが、遅かれ早かれ自分自身を発見するのだ」と説明されている。

ジェレミーは、米Showtimeにて2011年から11シーズン続いた人気ドラマ『シェイムレス　俺たちに恥はない』でギャラガー家の長男リップを演じて注目され、2022年にスタートした主演ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』ではエミー賞を2年連続、ゴールデン・グローブ賞を3年連続で受賞している。

『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン1～3はDisney+（ディズニープラス）にて配信中。（海外ドラマNAVI）