『ホワイトカラー』マット・ボマー、『君の名前で僕を呼んで』に出演するはずだった!?

大人気犯罪サスペンスドラマ『ホワイトカラー』のイケメン詐欺師、ニール・キャフリー役で大ブレイクしたマット・ボマー。米Varietyのインタビューでマットは、2017年に公開された映画『君の名前で僕を呼んで』に実は出演する可能性があったことを明かした。

『君の名前で僕を呼んで』は、アンドレ・アシマンによる同名小説の映画化。北イタリアの避暑地を舞台に、17歳の少年エリオがアメリカ人青年オリヴァーと情熱的な恋に落ちていくひと夏の出来事が感動的に描かれる。

マットはNetflixで配信中の犯罪サスペンスドラマ『The Sinner -隠された理由-:ジェイミー』でクリエイターを務めるデレク・シモンズと以前から知り合いで、その当時にシモンズは『君の名前で僕を呼んで』の映画化企画に携わっていたのだという。瞬く間に意気投合したシモンズからオリヴァー役を演じてみてはどうかと持ちかけられたマットは「たしかに僕は作品自体が気に入っていたし、それについて彼と話すのも楽しかった。すごくポテンシャルのある企画だと思ったしね」と語るように、乗り気だったようだ。しかし、最終的にシモンズはこの企画から外れて他の仕事に取り掛かり、マットも新しいプロジェクトに参加したため、出演には至らなかったという。

ちなみに実際にオリヴァー役を演じたのは、『ローン・レンジャー』や『コードネーム U.N.C.L.E.』などに出演しているアーミー・ハマー。エリオ役を『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』『ビューティフル・ボーイ』のティモシー・シャラメが演じ、監督は『サスペリア』のルカ・グァルダーニが務めた。

『君の名前で僕を呼んで』でのマットとシモンズとのコラボレーションは叶わなかったが、その後『The Sinner』シーズン3で二人はタッグを組むこととなった。

マットが過去の亡霊に操られるかのように、ダークサイドへ落ちていくジェイミーを演じる『The Sinner -隠された理由-:ジェイミー』シーズン3はNetflixにて現在配信中で、アンブローズ刑事役ビル・プルマン続投でのシーズン4製作も決定している。(海外ドラマNAVI)

Photo:『The Sinner -隠された理由-: ジェイミー』© 2019 USA Network Media, LLC