30年以上にわたりクリスマス映画の定番として愛され続ける『ホーム・アローン』で主演を務めたマコーレー・カルキンが、撮影に使われた家が売りに出された際に購入を検討していたという。米Entertainment Weeklyが伝えている。
ケビン少年の気分が味わえるアトラクションハウス
1990年公開映画の撮影が行われた、イリノイ州のウィネトカにある家が今年5月に売りに出されたが、そのことに主人公のケビンを演じたマコーレーも気がついていたそう。
「半分本気で家を買おうと思ったんだ。冗談のつもりでね」とイリノイ州にある劇場のイベントで話したマコーレー。購入した場合、泥棒撃退のためにケビンが設置した仕掛けをモチーフにしたアトラクションハウスにしたかったそう。しかし、女優ブレンダ・ソング(『ドールフェイス』)との間に二人の子どもがいるマコーレーは、子育てなどで「忙しい」ことから購入に至らなかったと説明する。
父親になったことでこの映画に対する見方が変わったとマコーレーは語る。「今では父親の視点で映画を観るようになった。子どもたちと一緒に鑑賞することで、違う視点で映画を観るようになったんだ。子どもたちは自分たちの隣に座っているのが誰なのかまったく知らないんだよ」と話しており、子どもたちは主人公のケビンは父親が幼かった頃の姿だと知らなかったようだ。
3歳の息子ダコタは、自分こそがケビンと信じてやまないそう。「“階段をそりで滑り降りたの覚えてる?”って聞くと“うん、もちろん覚えてるよ”って言うんだ」とマコーレー。しまいには自分が泥棒たちと戦ったとまで主張する息子に、パパは反論せずにはいられなかったようで、「“お前は大ウソつきだぞ! それは僕だ!”って言ったよ」と、子どもとの微笑ましいエピソードを明かした。
マコーレーが購入を検討したウィネトカの家は、5月に525万ドル(約8億円)で売りに出されると、わずか1週間で買い手がついた。今もなおファンが足を運ぶ名物ハウスは、名作に登場した有名な家々を深堀するドキュメンタリー『The House From...(原題)』でも取り上げられた。その作中には『ホーム・アローン』撮影時の所有者であったアバードシャイン家が登場し、マコーレーが映画の中で彼らの敷地の木を切り倒したエピソードに触れている。
「両親があの映画のプレミア上映を観ていた時のことです。ケビンが裏庭に出てクリスマスツリー用の木を切るシーンがありますよね。両親はそのシーンを見て“本当にリアルに撮れているなあ”と思ったのですが、それはフェイクの木ではなかったんです」と娘のローレンは、敷地の木が本当に切られた時を振り返った。
ケビンの面影が残っている家というだけで、映画ファンにとってはプライスレスな家と言えるだろう。
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