『ゲーム・オブ・スローンズ』エミリア・クラーク、最も撮影が気まずかったシーンを明かす

数々の過激な描写が話題を呼んだ『ゲーム・オブ・スローンズ』の中で最も撮影が気まずかったシーンについてデナーリス役エミリア・クラークが明かした。

 

レズビアン的なシーン

HBOの大ヒットシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』でデナーリス・ターガリエン役を演じ、世界を熱狂させたエミリア・クラーク。過激な描写が話題を呼んだ本作ではヌードシーンの撮影も多くハードな撮影であったことを認めている彼女だが実は最も厄介だったシーンは最初のシーンのひとつだったことを明かした。

そのシーンとはデナーリスがジェイソン・モモア演じるカール・ドロゴと結婚した初期のエピソードの中で描かれ、ロクサンヌ・マッキー演じる侍女ドリアがデナーリスに誘惑の技術を教える親密なシーン。「面白いことに私にとって一番気まずかったシーンは、ロクサンヌとのレズビアン的なシーンでした」とDigital Spyに話したエミリア。

キャラクターがどのような感情を抱くべきなのか確信がもてず、結果撮影がより困難になってしまったのだとか。「なんでかはわからないけどデナーリス自身が難しいと感じていたからだと思う」「もっと強烈なほかのシーンではデナーリスが逃避するための別の精神状態に入る必要があったし、私自身もそうだった。でも侍女とのシーンでは、それがもっと複雑だった」と話している。

さらにキット・ハリントン演じるジョン・スノウとのセックスシーンも苦労したそう。その理由は撮影現場に実の兄が来ていたからだとか。「兄がカメラ部門にいて、ちょうどその日現場にいたの!それは文字通り“ちょっと!彼をここから追い出すべきよ!ここにいるべきじゃないでしょ!”って感じだった」と当時を振り返っている。

今年38歳になった彼女が『ゲーム・オブ・スローンズ』の撮影を始めたのは23歳の時。少なくないヌードシーンは簡単なものではなく、その後のシーズンではヌードに関する契約条項がはっきりと明記されるようになったそう。今もなお語り継がれる人気シリーズの裏側には、体当たりで挑んだ俳優の並々ならぬ覚悟があったことを忘れないようにしたい。

『ゲーム・オブ・スローンズ』全8シーズンはU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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