『エレメンタリー』制作陣が贈るホームズ外伝『Watson』予告編到着

米CBSにて2025年1月26日(日)より放送となる新作ドラマ『Watson(原題)』の予告編が届いた。米Varietyが伝えている。

コナン・ドイルの原作で有名な一節も

本作の主人公は、名探偵シャーロック・ホームズの相棒として知られる医師のジョン・ワトソン。一緒に犯罪捜査をしていたホームズが宿敵のモリアーティに殺されてしまったことから、医師としてのキャリアを再開することに。希少疾患の治療を専門とするクリニックの院長となったワトソンは、犯罪ではなく医療ミステリーの謎解きへと目を向けるようになる…。

公式のあらすじによると、「ワトソンの人生は(ホームズを失っても)まだ終わっておらず、モリアーティとワトソンは人々を100年以上にわたって魅了してきたストーリーの新たな章を綴ることになる。ワトソンを主人公にしたこの医療ドラマは、謎解き部分がしっかり存在しており、偉大な探偵の一人が犯罪の代わりに医学上のミステリーを解く姿をモダンに描く」とあり、ホームズの仇であるモリアーティもしっかり絡んでくるようだ。

今回到着した予告編は、ホームズを崖で失ってから6ヵ月後、医療の世界に戻ってきたワトソンが、患者を救おうとする姿を映し出す。希少疾患に悩む患者たちが相手のため、彼らが何の病気に苦しんでいるのかを特定するのが難しいようで、「この病院に来る患者はみな謎を抱えている。その謎を解き、命を救う」「ここに来る患者たちに必要なのは医者ではなく探偵だ」などと、ワトソンは希少疾患という謎にともに立ち向かう同僚たちに語りかける。医者たちが患者の病気が何かを予想し合う様は、シャーロック・ホームズを彷彿とさせる偏屈ドクターが率いていた『Dr. HOUSE -ドクター・ハウスー』を連想するかもしれない。

ワトソンは、アーサー・コナン・ドイルの原作で有名な一節「不可能なものをすべて除外していけば、最後に残ったものがいかにありそうになかったとしても真実だ」も引用している。ちなみに、ワトソンが代表を務める病院の名前は「ホームズ・クリニック」と、亡き相棒の名前を冠していることも明らかに。

ワトソンを演じるのはモリス・チェスナット(『ローズウッド ~マイアミ私立検視ラボ』)で、製作総指揮も担う。さらに、ワトソンの元妻メアリー・モースタン役のロシェル・エイツ(『S.W.A.T.』)、ホームズによって改心した元犯罪者シンウェル・ジョンソン役のリッチー・コスター(『Happy!』)と、ワトソン以外にもアーサー・コナン・ドイルの原作小説に出てきたキャラクターが何人も登場する。

そのほかのキャストは、ピーター・マーク・ケンドール(『シカゴ・メッド』)、イヴ・ハーロウ(『ナイト・エージェント』)、インガ・シュリングマン(『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』)など。

ショーランナーを務めるのは、現代のニューヨークを舞台にホームズとワトソンの活躍を描いた大ヒット犯罪捜査ドラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』で脚本・製作総指揮を兼任したクレイグ・スウィーニー。スウィーニーは初回の脚本も執筆し、『エレメンタリー』で7話にわたってメガホンを取ったラリー・テンが最初の2話の監督を担当する。

『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』全7シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety


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