米ABCの大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』シーズン21の前半エピソードで降板したジェイク・ボレッリが、自身が演じたレヴィ・シュミットがカミングアウトするストーリーを断りかけた理由を明かしている。
レヴィと一緒にカミングアウト
シーズン21第6話「Night Moves(原題)」で番組から退場したレヴィは、シーズン15のエピソードでカミングアウトした。しかし、撮影当時にジェイク本人は自身がゲイであることを公表していなかったため、そのストーリー展開を断ろうと思っていたのだという。
米Entertainment Weeklyのインタビューでジェイクは、自分がゲイであることを世界に公表すると、俳優として成功できなくなるのではないかと心配していたと説明している。
「彼が、番組で初となる主要なゲイ男性のキャラクターになることは分かっていたから、もう少しで断るところだったんです。それは番組にとって打撃になります。断れば、自分の人生におけるその時点で、世界に向けてカミングアウトする準備ができていないと話さざるを得なくなります。それは、決して心の準備が出来ることではありません。それにゲイであることをカミングアウトしたことで、成功できないという恐れもありました」
ジェイクは、レヴィのカミングアウトエピソードが放送された後、Instagramで自身のセクシャリティを発表し、「僕自身がゲイだから、今夜のエピソードは自分にとって、すごく特別なものになりました」と投稿した。過去のインタビューでジェイクは、「クィアとして世の中に放り出されるのは、今でも怖い」と認めながらも、レヴィと一緒に世界に向けてカミングアウトするという決断は、変えるつもりはなかったと明かしていた。
レヴィの退場エピソードが放送された後、Instagramを更新したジェイクは、こう綴っている。「僕が若かった頃、ゲイを公表している男性が、こんなにもバランスが取れて成熟した、勇敢なゲイのキャラクターを演じるなんて夢のように感じていました。自分が、まさにその機会を得ようとは想像もしていませんでした。レヴィは脆さをさらけ出し、本当の自分を完全に表現する勇気があれば、想像も出来なかった形で世界が広がることを教えてくれました」
『グレイズ・アナトミー』で初となる主要ゲイ・キャラクターを演じたジェイクの降板は残念だが、勇気をもってカミングアウトした彼を、これからも応援していきたい。
『グレイズ・アナトミー』シーズン21は、米ABCにて放送中。日本ではシーズン20はWOWOWにて放送中で、シーズン1~19はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:ジェイク・ボレッリ公式Instagramアカウント(@jake.borelli)