『フルハウス』デイヴ・クーリエ、炎上したジョン・ステイモスを擁護

先日、ステージ3の悪性リンパ腫と闘病中であることを明かした人気ドラマ『フルハウス』のジョーイ役で知られるデイヴ・クーリエ。彼へのサポートを示そうとした共演者、ジェシー役のジョン・ステイモスが炎上している件について口を開き、擁護する姿勢を見せた。米TV Lineなど複数のメディアが伝えている。

デイヴを笑わせたユーモアが理解されず…

11月13日、ステージ3の非ホジキンリンパ腫と闘っていることを明らかにしたデイヴ。全6回を予定している化学療法のうちの初回を終えたデイヴは、“先制攻撃”のために頭を丸めたが、彼を応援するために共演者仲間のジョンもスキンヘッドのカツラを被ってツーショットを撮り、18日にデイヴと連名でInstagramに投稿していた。

しかし、この投稿には瞬く間に多くの批判的なコメントが寄せられることに。「実際に髪を剃っていないのであれば、本当に応援していることにはならない」といった厳しい言葉が並ぶことになった。

友人の炎上を受けて、デイヴは「ガンとの闘病が始まったばかりの中で、たくさんのネガティブなコメントを見るのは辛い」と声明を発表。「これが僕たち(僕とジョン)の友情で、これがとても辛い時を乗り越えるための僕たちのやり方なんだ」と述べた。事実、ジョンのサプライズ(カツラ)のおかげで心から笑えたという。「僕はコメディアンで、ユーモアこそが僕を突き動かすんだ。ジョンはどうやったら僕を元気づけられるかが分かってる。彼があのカツラを被って現れた時、大きな声を出して笑ったよ。ジョンは愛にあふれた真の友人であり、僕にとって兄弟も同然の存在だ」

デイヴはさらに、「僕の言葉や行動に勇気をもらって、医師の診察を受けようと思ったり、マンモグラフィや内視鏡検査、もしくは前立腺検査を受けようと思った人がたくさんいると聞いた」と、ガンであることを世間に公表したことのポジティブな面を見たとも話している。闘病中でも笑顔を忘れないようにしようと心に決めている彼は、これまでにガンで母と姉、姪を亡くした時にもポジティブで居続けようとしたことを明かし、「だから、早期のガン検診について広めることを選んだ。それが僕らしい生き方だから。みんなに愛を」と声明を締めくくった。

今は亡きダニー役ボブ・サゲットの妻ケリー・リゾも、「ジョンがどれだけデイヴを愛しているかを理解することができたら、誰もネガティブなことは言わないはず。ボブも二人のそばに寄り添ってジョークを飛ばしながら支えようとするはずだし、そんな姿が想像できるわ」とコメントを寄せて、ジョンへの支持を表明している。

(海外ドラマNAVI)

参考元:米TV Line米Entertainment Weekly