人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』とその続編『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』に登場したエルズベス・タシオニ(キャリー・プレストン)が主人公のスピンオフ『エルズベス』に、本家からあの弁護士が姿を見せる。
エルズベスとも因縁があるあの人…!
『エルズベス』は、本家シリーズのシカゴから舞台をニューヨークへ移し、個性的な性格のエルズベスが弁護士時代に培った経験を活かし、NY警察と協力しながら独自の捜査方法で巧妙な犯罪者たちを追い詰めていくというストーリー。
現在、米CBSにて放送中のシーズン2に登場するのは、クリスチャン・ボール演じるカーター・シュミット。『グッド・ワイフ』では主人公のアリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)としばしば対峙していたライバル弁護士で、エルズベスとも因縁がある。公式に発表されたあらすじでは、「シカゴ時代の元同僚と再会し、エルズベスの1日が一変する」と紹介されている。
ショーランナーのジョナサン・トーリンズは以前、米TVLineのインタビューで「シーズン2では過去が現在に絡んできます」とコメント。また、製作総指揮のミシェル・キングも「『グッド・ワイフ』の神話が出てきます」と補足し、「(エルズベス)はあまり考えたくなかったかもしれないことですが、巻き込まれていきます」と説明していた。
『エルズベス』のシーズン1ではケイリー・アゴス(マット・ズークリー)について度々言及されたが、『グッド・ワイフ』のキャラクターが実際に登場するのはカーターが初めてのこと。
当初、製作総指揮はスピンオフの独自性を出すために『グッド・ワイフ』および『グッド・ファイト』のキャラクターを登場させることに及び腰になっていたという。しかし、シリーズの世界がしっかり確立されたことでその考えにも変化があったようだ。
「非常に独特で、異なるタイプの作品であり、異なるタイプの世界があります。シーズン1ではそれを明確にする必要がありました。しかしそれが明確になった今は、可能性があります」とキングは語っている。
トーリンズも「俳優にとってどれだけ居心地がいいかという話でもあると思います。彼らが出たいと思ってくれるのであれば、私はもちろんいつでも待っています」と話しており、今後ほかのキャラクターが登場することにも期待できるかもしれない。
『エルズベス』シーズン1はParamount+で独占配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『エルズベス』公式Instagramアカウント@elsbethcbsより