『炎のテキサス・レンジャー』のリブート版となる『WALKER/ウォーカー』でミッキ・ラミレスを演じたリンゼイ・モーガンが、シーズン2第6話を最後に突如番組を降板した本当の理由を明かしている。
待望の主役の座を掴むも、二択を迫られ…
リンゼイが演じたミッキは、主人公コーデル・ウォーカー(ジャレッド・パダレッキ)の相棒で、洞察力に優れているタフなメキシコ系初のテキサス・レンジャー。番組において非常に重要なキャラクターだった。
当時、リンゼイの降板は「個人的な理由」とされていたが、ポッドキャスト番組『I’ve Never Said This Before(原題)』に出演した本人が、「脊髄の損傷が神経系と脳幹に影響を及ぼしていたんです」と本当の理由を告白。身体的な問題が極度の不安とストレスを引き起こし、仕事の続行が不可能になっていたのだと打ち明けた。
TV番組などの作品で主役になる夢を叶えるために懸命に努力してきたというリンゼイにとって、番組の降板はそれまでで最も難しい決断だったとのこと。「その時点まで、私は夢を実現しようとしていました。本当に主役になりたかったんです。キャリアアップしたかったし、『ウォーカー』では女性の主役になれて夢が叶いました」と語っている。
当時、リンゼイは医師に二つの選択肢があると告げられたそうだ。何ヵ月も週4~5日、一日あたり16時間も常に忙しくストレスの多い生活を続けて、治療のために一生服用する必要があるかもしれない薬を飲み続けるか、もしくはストレスを最小限に抑えたライフスタイルに完全に切り変えるかの選択を迫られ、後者を選んだ。
その選択についてリンゼイは次のように回想する。「私は自分を奮い立たせ、高い基準を設定する人間です。周りの人を失望させたくありませんでした。どうしてもジャレッドや番組をガッカリさせたような気がしてしまい、それが自分にとって一番辛かったですね。いまだに(思い返すと)感情的になってしまいます。自分を労わるために必要なことをしただけし、それは大切なことなのだから、悩むのは理にかなってないんですけどね」
またリンゼイは、2014年から7シーズンにわたってレイヴン・レイエスを演じた『The 100/ハンドレッド』から『ウォーカー』を降板するまでの9年間、まともな休みもなく働き続けてきたことにも言及。仕事に恵まれたことは幸運だったが、仕事に打ち込みすぎて身体が回復していなかったことに気づき、夢は叶ったものの自分自身はメチャクチャな状態だったとも振り返った。
『ウォーカー』降板後に仕事のペースを落としている様子のリンゼイ、その後の出演作は映画『Scrambled(原題)』と、公開待機中の映画『And on the Eighth Day(原題)』のみとなっている。
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Photo:『WALKER/ウォーカー』© 2023 The CW Network, LLC. All Rights Reserved.