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『フレンズ』マシュー・ペリーの死をめぐり、アシスタントや医師ら5人を起訴

2024年8月16日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

マシュー・ペリー

10月28日に54歳の若さで急逝した『フレンズ』のチャンドラーことマシュー・ペリー。彼の死をめぐり、パーソナルアシスタントや医師二人、麻薬密売人ら5人が起訴されたことがわかった。New York Timesが伝えている。

利益を得るために利用されていた…

マシューの訃報では、通報を受けた救急隊員がマシューを自宅のジャグジーで発見した時に現場で薬物は見つからず、犯罪の兆候もなく、死因は溺死だと報じられていた。その後、ロサンゼルス郡検視局の毒物学報告書には「ケタミンの急性作用」と記されており、彼の死は、溺死、冠動脈疾患、オピオイド使用障害の治療に使用されるブプレノルフィンの影響などが原因として挙げられ、事件の公式分類は「事故」として処理された。

死亡する約10日前に、うつ病と不安症の治療としてケタミン注入療法を受けていたマシュー。しかし、報告書によると「死亡時に彼の体内にあったケタミンは、その注入療法からきたものではない」と指摘されていた。というのも、ケタミンの半減期は3~4時間以下であるため、治療から10日もの間、体内に残ることはないとされているからだ。その事実が発覚後、検察側はマシューにケタミンを違法に与えていた人物を粘り強く捜査していた。

そして、今回彼のパーソナルアシスタントのケネス・イワマサ、医師のマーク・チャベス、知人のエリック・フレミング、“ケタミン・クイーン”として知られるジャスヴィーン・サンハ、“Dr.P”として知られる医師のサルバドール・プラセンシアらを複数の容疑で起訴。捜査に当たった連邦検事は、「被告らはマシューの依存症を利用し、利益を得ていた。彼らは自分たちが行っていることは間違っていることを知っていた。結局のところ、マシューの幸せを気にかけるのではなく、彼を利用し利益を得ることに興味があったのだ」と記者会見で語った。

マシューが亡くなった日に連絡を取っていたというジェニファー・アニストン『フレンズ』レイチェル役)によると、体も鍛え健康だったという。薬物依存症も克服したと思われていただけに、このような形で最期を迎えたことがただただ残念だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:マシュー・ペリー©FAM008/FAMOUS

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海外ドラマNAVI編集部

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