ゴミ箱から救出された『フレンズ』の脚本がオークションで超高額落札！「信じられない」

世界中で社会現象を巻き起こしたシットコムの金字塔、『フレンズ』の脚本がゴミ箱から救出され、オークションにて高額で落札されたことが明らかとなった。

救出された脚本は『フレンズ』シーズン4の最終話

英BBCによると、英ウェンブリーにあるFountain Studiosの元従業員が、1998年に撮影されたシーズン4の2話構成となる最終話「ロスの結婚式」の脚本をゴミ箱から回収したという。

英ハートフォードシャー州ロイストンのオークションハウス「ハンソン・ロス」は、600～800ポンド（約11～15万円）の落札額を予想していたが、世界中の事前入札が219件に達して争奪戦が勃発。最終的に匿名の海外オンライン入札者が、2万2000ポンド（約410万円）で落札した。

ハンソン・ロスで運営責任者を務めるアマンダ・バトラーは落札合戦について、「世界的な関心は驚異的でした。この発見がもたらした結果と影響が信じられません。入札者は、脚本に夢中になったのです」とコメントしている。

脚本をオークションにかけた売り手は、ゴミ箱で見つけた脚本を引き出しに保管していたが、最近デスクを片付けるまで、その存在を忘れていたそうだ。もともと、誰が脚本を所有していてゴミ箱に捨てたのかは明らかになっていないが、番組のキャストかスタッフの誰かではないかと見られている。

今もなお世界中で絶大な人気を誇る『フレンズ』は、2021年に放送された特別番組『フレンズ：ザ・リユニオン』で主役6人が再集結して大きな話題に。しかし、2023年10月28日にチャンドラー役で親しまれたマシュー・ペリーが急逝するという訃報が届き、世界中のファンが悲しみに暮れた。

『フレンズ』はU-NEXTとHuluで全シーズンが配信中。また、キャストが17年ぶりに再会した『フレンズ：ザ・リユニオン』はU-NEXTで独占配信中。

（海外ドラマNAVI）