『フレンズ』マシュー・ペリー、死亡時の銀行残高が明らかに!

人気ドラマ『フレンズ』のチャンドラー役で知られ、昨年54歳の若さで急逝したマシュー・ペリー。その後、様々な詳細が明かされている中で、亡くなった当時の銀行口座の残高も明らかになったとTV Insiderが伝えている。

 

2億円以上が個人口座に…

2023年10月28日にロサンゼルスの自宅で亡くなったマシュー。通報を受けた救急隊員がマシューを自宅のジャグジーで発見。現場に薬物は見つからず、犯罪の兆候もなく、死因は溺死だと報じられた。死後、様々な調査が行われる中でペリーの遺産管理人の一人であるリサ・ファーガソンが提出した財産目録と鑑定書をPeopleが入手。

それによってマシューは個人の銀行口座に159万6914.47ドル(7/5現在のレートで日本円にして約2億3,000万)を保管していたことが判明。ハリウッドスターにしては控えめな金額と思うかもしれないが、彼はここに含まれていない多くの資産をもっていたと予想される。

マシューの遺書の中で、所持品の大部分を“Alvy Singer Living Trust”という名前の信託に預けていると記載があったという報道も。1977年公開の映画『アニー・ホール』で、ウディ・アレンが演じた役にちなんで名付けられたと思われるこの信託にどのような資産が含まれているのか、詳細は明らかにされていない。

遺書には信託の受益者として、両親に加えて、父違いの兄妹であるケイトリン・モリソンと元恋人レイチェル・ダンが指名されているそう。ペリーに子供はいないが、書面にはいかなる子供も財産に関わる権利をもたないとの記載も。

テレビ史においても最も成功した番組である『フレンズ』。メインキャストたちはシーズン9までに1話あたり100万ドルを稼いでいたと伝えられている。2021年にUSA Todayは、ワーナー・ブラザースが『フレンズ』のシンジケート収入として年間10億ドルを稼いでおり、出演者はその2パーセントをもらっていたと報道。つまり再放送だけでも1人当たり年間2000万ドルの収入を得たことになる。

マシューの死の当日に連絡を取ったという共演者仲間のジェニファー・アニストンが「彼は幸せだったし健康でした。禁煙もやめたし、体も鍛えていました。彼は苦しんでいなかったし幸せそうでした」と振り返るように、薬物依存症を克服し、やる気に満ちた人生を歩み始めた中で起きた悲劇。その早すぎる死は悔やんでも悔やみきれない。

『フレンズ』は、U-NEXT、Huluなどにて配信中。(海外ドラマNAVI)

 

 

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Photo:©Warner-Bros.-Entertainment-Inc.