米CBSの大ヒット長寿ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で、長年チームリーダーを務めたリロイ・ジェスロ・ギブスの若き日を描く前日譚スピンオフ『NCIS: Origins(原題)』。本家シリーズでギブス役を演じたマーク・ハーモンが、若かりし頃のギブス役に決定したオースティン・ストウェル(『イルカと少年』)の第一印象を明かしている。
気絶するほど魅力的?!
『Origins』は、『NCIS』の約12年前が舞台となり、NCISのキャンプ・ペンドルトン支局で、新米特別捜査官としてキャリアをスタートさせた若きギブスを追うシリーズ。マークは、ナレーター・製作総指揮として参加する。
米USA Todayによると、『Origins』のキャスト&スタッフがTV批評家協会(TCA)のパネルに登壇した際、オースティンが受けた初オーディションを振り返り、「オーディションで気絶した人物」が話題に上ったという。
マークは、「“ジーナが気絶した”と冗談を言ったけど、実際にそうだったんだ。彼女は否定するかもしれないけど、そうだったんだよ」と、共同製作総指揮のジーナ・ルチータ・モンレアルが、オースティンの魅力に圧倒されて気を失ったとコメント。続けて、「そして、ストウェルが部屋から出て行くと、彼女が“彼はスターになる!”と言ったんだ」と付け加えた。
すると、パネルに同席していた共同製作総指揮のデヴィッド・ノースが、「気絶したのは私だよ」と主張し、その議論にオースティン自身が割って入り、「ハッキリさせましょう。誰かが気絶したんです」と冗談交じりに反応。誰かが気絶したにせよ、しなかったにせよ、マークをはじめ、その場にいた全員がオースティンの演技と魅力に感銘を受けたことは間違いなさそうだ。
さらにオースティンは前日譚のギブスについて、「妻と子どもを失った悲しみに向き合う、違う若かりしギブスになるでしょう」と示唆。「世間が知っているギブスではありません。自分のアイデンティティを探し求めている、傷ついた人物です。 スクリーンテストの時にマークが僕のところに来て、一生忘れられない2つの言葉をくれました。“自分を信じろ”です」と回想した。
また、撮影を一週間終えた時点でオースティンは、1900年代初頭に活躍した野球界の打撃王、ルー・ゲーリックのような気分になったのだとか。「彼は、“自分が世界で一番幸運な男だ”と言っていたけど、僕もそう感じています。まだ1週目だけど、ここで僕たちは凄く特別なことをしているんです」も述べていた。
前日譚スピンオフではオースティンのほか、『SIX アメリカ海軍特殊部隊』のカイル・シュミット、『約束の地~葡萄と欲望~』のマリエル・モリーノ、『ブラックリスト』のディアニー・ロドリゲス、『シカゴ・メッド』のタイラ・アバクロンビー、『フォーカス』のロバート・テイラー、『MAD MEN マッドメン』のパトリック・フィクスラー、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のロリ・ペティ、『ブルー きみは大丈夫』のボビー・モイニハンらが出演する。
マークをはじめ、製作陣を圧倒したオースティンの魅力が炸裂しそうな『NCIS: Origins』は、CBSにて10月14日(月)より放送開始。近日の日本上陸を期待したい。
『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20はHuluにて配信中。シーズン21はDlifeにて放送中。(海外ドラマNAVI)
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