ウィノナ・ライダー、『ストレンジャー・シングス』参加時に求めた唯一の条件とは?

Netflixの大ヒットSFホラードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でシーズン1よりジョイス・バイヤーズ役を演じているウィノナ・ライダーが、番組の参加時に提示した条件を明かしている。

 

『ビートルジュース』続編への出演を相談

米Harper’s Bazaarのインタビューでウィノナが、『ストレンジャー・シングス』のクリエイターであるマット&ロス・ダファーと、『ビートルジュース』の続編映画『ビートルジュース ビートルジュース』について相談したと語った。

「当時、ティム(・バートン監督)と私は、『ビートルジュース』の続編について話し合っていました。過去15年間で、実現するだろうと思った瞬間も何度かあったけど、実際には実現しなかった。そこが問題でした。実現させるためには、全員が一丸になる必要があったんです。ダファー兄弟との最初のミーティングで、“『ビートルジュース2』が実現した場合は、やらせてください”と伝えたら同意してくれて、幸運にも上手くいきました。それが、私の唯一の参加条件だったんです」

ウィノナは、1988年公開の『ビートルジュース』で演じたリディア役を、続編映画で再演する。対する『ストレンジャー・シングス』は最終章となるシーズン5を撮影中で、今となってはNetflixを代表する作品となったが、出演前のウィノナは、番組の参加に「YES」と答えるには勇気がいったという。

「私は彼女を演じて10年目になります。これほど長い間、一人のキャラクターを演じるのは明らかに初めてだし、たった1話にイエスと言うだけでも大変でした。パイロット版しかもらえなかったし、当時はストリーミングが何なのかわからなかったんです。その点では怖かったですね」

『ストレンジャー・シングス』シーズン1の配信開始は2016年で、ウィノナがダファー兄弟と出演について話し合っていた頃は、まさにストリーミングの黎明期。2013年に、Netflixでリリースされた『ハウス・オブ・カード 野望の階段』シーズン1の13話一挙配信が話題をさらった時期であり、ウィノナにとっては全てが新しく、まさに“未知の世界”だったに違いない。

なお、ウィノナにとって絶対に譲れない条件だった『ビートルジュース ビートルジュース』は、9月27日に日本公開。『ストレンジャー・シングス』シーズン5は、Netflixにて2025年に配信見込み。シーズン1~4は配信中。

 

(海外ドラマNAVI)

Photo:Courtesy of Netflix