Paramount+による実写ドラマ『HALO』シーズン2にて打ち切り

2002年に第1作が発売以降、そのストーリー展開とキャラクターの魅力が人気を博し、世界でシリーズ累計8,200万本以上、7,000億円超えの売上を記録したXboxのFPSゲームソフト「Halo」を実写ドラマ化した『HALO』が配信済みのシーズン2をもって打ち切られることがわかった。米Varietyが報じた。

シーズン3への更新ならず…

Paramount+によって発表された声明によると、シーズン3への更新は行わず今年2月に配信されたシーズン2をもって打ち切りが決定。

「Paramount+はシーズン3へ進まないことを決定しました。この野心的なシリーズをとても誇りに思っており、Xbox、343 Industries、Amblin Televisionのパートナーに感謝したいです。また、ショーランナー兼製作総指揮のデヴィッド・ウィーナー、彼の仲間のプロデューサーたち、マスターチーフ役のパブロ・シュレイバーをはじめとするキャスト全員、そして素晴らしいスタッフの皆さんの仕事に対して感謝の意を表します。今後みなさんの成功を祈っています」

本シリーズでは、ゲーム第1作「Halo: Combat Evolved」の26世紀の宇宙を舞台に、⼈類とコヴナントと呼ばれる冷酷な異星⼈同盟との壮⼤な戦いが繰り広げられることに。アクション、アドベンチャー、そして豊かな想像⼒によって描かれる未来像とともに、深みのある登場⼈物たちのパーソナルストーリーが織り込まれた独⾃の物語が展開された。

パブロと共にキャストに名を連ねたのはシャバナ・アズミ（『キャピタル　欲望の街』）、ナターシャ・マケルホーン（『サバイバー：宿命の大統領』）、ダニー・サパーニ（『キリング・イヴ／Killing Eve』）、チャーリー・マーフィ（『オブセッション』）

本企画は2005年の映画化という話からスタートし、2019年に実写ドラマ化への製作へ変更。ゲーム実写化の長く険しい道はこれで終わりを迎える。本ゲームの映像化されるのはこれが初めてではなく、2012年にスチュワート・ヘンドラー監督（『マックス・スティール』）が『ヘイロー4：フォワード・オントゥ・ドーン』を、2014年にはリドリー・スコット監督（『エイリアン』）で『ヘイロー：ナイトフォール』が公開されていた。

『HALO』全2シーズンはU-NEXTで独占配信中。（海外ドラマNAVI）