『NCIS』ジヴァ役コート・デ・パブロ、「ある共演者のせいで病欠さえ許されなかった」

米CBSのロングラン番組『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のジヴァ・ダヴィード役で人気を博し、ジヴァ&アンソニー・“トニー”・ディノッゾを主人公に描くスピンオフ『NCIS: Tony & Ziva(原題)』に復帰するコート・デ・パブロが、オリジナル版のレギュラー出演時に、“ある共演者”のせいで病欠さえ許されなかったと振り返っている。

 

ドクターストップだったのに…

コートとマイケル・ウェザリー(トニー役)が司会を務めるポッドキャスト番組『Off Duty: An NCIS Rewatch(原題)』で、コートが体の不調で撮影を休んだ日について言及した

「病欠をしてはいけない。これは私が学んだことです」と語り始めたコートによると、ある日、高熱が出てしまい、医師に仕事を休むように告げられたのだという。ところが、家で休んでいると車が送られてきたため撮影現場へ向かうと、コートの元へやって来たリロイ・ジェスロ・ギブス役のマーク・ハーモンに優しくも厳しい口調で、「撮影セットに来なさい。君が病気かどうかは、私たちが決める」と言われたと回想し、こうコメントしている。

「それ以来、私は病気になったことはないと思います。(病気になっていないと)思い込んで、自分を誤魔化していただけだと思うけど、考えてみれば、誰でも仕事は出来る。良くも悪くも、何であれ。でも、誰もマクギー役を演じることは出来ないし、誰もディノッゾ役を演じられないですよね。(代わりに)誰かが、そのキャラクターを演じられないから現場にいなくちゃいけなかったし、それは大きなプレッシャーでした」と付け加えた。

 

病欠でマークに注意された件は、コートが番組に出演し始めた頃に起きたそうだ。まだ、お互いに信頼関係が築けていなかった時期だけに、マークは少し厳しく自身の労働観をコートに説いたのかもしれない。

なお、ファン待望となる『NCIS: Tony & Ziva』はヨーロッパが舞台となり、現在撮影が進んでいる。『NCIS』ユニバースは拡大中で、ギブスの若かりし頃を描く『NCIS:Origin(原題)』も進行中だ。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20は、Huluにて配信中。最新シリーズ『NCIS:シドニー』はParamount+で配信中。

 

 

Photo:『NCIS ネイビー犯罪捜査班』 ©CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved.