大ヒットドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で長年にわたりチームを率いたリロイ・ジェスロ・ギブスを主人公に描く前日譚スピンオフ『NCIS:Origins(原題)』。その第1話のタイトルがこのほど判明。そのタイトルがほのめかすものとは?
若いころの音楽の趣味が…?
1991年を舞台にした前日譚ドラマは、駆け出しのギブス(オースティン・ストウェル)がNCISキャンプ・ペンデルトン支局で特別捜査官としてのキャリアをスタートさせ、本家にも登場したマイク・フランクス(カイル・シュミット)率いる強靭なチームの一員となり、成長していく姿が描かれる。
NCIS: Origins has officially started production! Episode 1 is titled "Enter Sandman".#NCISOrigins pic.twitter.com/koA0FcMy8Q
— NCISverse Updates (@NCISVERSEUPDATE) June 19, 2024
このほど、ララ・ドミンゲス特別捜査官を演じるマリエル・モリーノ(『約束の地〜葡萄と欲望〜』)が自身のInstagramストーリーズに第1話の台本を公開。その表紙に書かれているのは「Enter Sandman」というタイトル。これは1991年に発売されたメタリカのLP「ブラック・アルバム」に収録されている「エンター・サンドマン」に関係があると思われる。ギブスの物語が始まる年にリリースされたアルバムなわけだが、若き日の彼がヘビメタ好きだったのか、それとも単に名作をオマージュしているだけなのか。
とはいえ、ギブスがメタリカのファンである可能性も十分にある。というのも、メタリカは米軍のお気に入りとして知られており、ご存知の通りギブスは海兵隊にいた過去がある。ギブスが音楽好きだと語られたことはないが、もしかしたら昔のギブスはヘビメタを好んで聴いていたのかもしれない。
『NCIS』時のギブスが聴く曲は5曲のみ
本家『NCIS』シーズン5のあるエピソードには、アビー(ポーリー・ペレット)がギブスに、iPodsにはたくさんの曲を保存できることを教える場面があるが、ギブスは自身が聴くのは5曲だけで、それは亡くなった娘のピアノリサイタルだと明かす。そんなギブスでも若い頃には聴いている音楽があったのか、気になるところ。
ひとつ確かなことは、『Origins』では、音楽が重要な要素になるということ。『Origins』でフランクスの若き日を演じるカイルは、前日譚シリーズにはメタリカと同じハードロック系のバンドを含む90年代のサウンドトラックが登場する、と米TV Insiderに語っている。「音楽が奮い立たせてくれます。僕は1980年代前半生まれなので、パール・ジャムやニルヴァーナが好きなんです」とカイル。「それらは今も日常的に聴くプレイリストに入っていますよ。僕はまだ90年代の音楽から抜け出せないでいるんです。すばらしい音楽がありますから」
ギブスのキャリア初期を見ることができるだけでなく、実は彼が好きだったものや興味を持っているものも知ることができるのか注目したい。
『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Looper
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