米ABCの人気医療ドラマ『グッド・ドクター 名医の条件』がシーズン7をもって有終の美を飾り、主演のフレディ・ハイモアとショーランナーのデヴィッド・ショア&リズ・フリードマンが、お気に入りのエピソードやシーンについて語っている。
(以下、一部ネタバレを含みます)
忘れられないエピソードは…
『グッド・ドクター』は、自閉症とサヴァン症候群を抱える医師ショーン・マーフィーが、患者や同僚たちの反発に遭いながらも、医師として、人間として成長していく姿を感動的に描くシリーズ。
米TV Insiderのインタビューでフレディは、番組の忘れられないエピソードとして、ショーンとパートナーのリアが体験する赤ちゃんの死と誕生を描いた、シーズン4第16話「独りじゃない」とシーズン6第22話「愛に包まれて」を挙げた。
「ショーンとリア(ペイジ・スパラ)が最初の赤ちゃんを悲劇的に亡くしたとき、特別なエピソードだと感じました。 そしてシーズン6は特別なシーズンで、最終的にフィナーレで子どもが誕生することで最高潮に達し、波乱万丈な旅となりました」と語っている。
そして、ショアはお気に入りのシーンを選ぶことについて、「それって、“子どもの中で誰を一番愛していますか?”と訊かれるようなものですね」と答えに迷いながらも、「パイロット版でフレディが、“僕は医師のショーン・マーフィーです。聖ボナベントゥラ病院の外科研修医です”というシーンが、ずっと心に残っています」と回答。「フレディの仕事を目にするのは信じられないほど素晴らしかったし、その後も彼は何度も私を驚かせてくれましたが、最初の時は別格でした」と振り返った。
続いてフリードマンは、交通事故で脳死状態になった少女の顔を、別の少女に移植するシーズン2第14話「ぬぐえぬ思い」を選び、このエピソードについてショアが次のように付け加えている。
「考えるだけで感情的になってしまいます。実際の出来事からインスピレーションを得たストーリーでした。一部の病院では、自分の愛する人の臓器を提供して命を救うことに同意すると、病院内の全員が臓器提供者のために集まって起立し、彼らを見送るんです。エキストラが廊下に並んで泣いていました。毎日、実際に起こっていることであり、他の人が生きるために人々が払う犠牲が基になっています」。
また、フリードマンはショアと共同執筆し、新型コロナウイルスのパンデミックを題材にしたシーズン4第1話「最前線Part1」と第2話「最前線Part2」にも言及。「すべてが閉鎖され、どうやってみんなをバンクーバーや撮影現場に戻すか、そして医師たちが経験していることをどのように描くか考えていたところ、誰かが2つのエピソードで、新型コロナウイルスの物語に集中して伝えるアイデアを思いついたんです。登場人物が生きている架空の世界を少し経験するという、すごくシュールな体験でした」と述べた。
『グッド・ドクター』のフィナーレを飾ったシーズン7第10話「Good Bye(原題)」は、ABCにて5月21日(火)に放送されたばかりだ。日本では、Huluにてシーズン1~5が配信中。(海外ドラマNAVI)
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