『アウトランダー』サム・ヒューアン、シリーズ終了を語る「本当に悲しい」

18世紀のスコットランドやアメリカを舞台に、愛する者たちを守るために闘い続けるクレアとジェイミーの恋愛を壮大に描くドラマ『アウトランダー』。ついにシーズン8をもってシリーズが終了することについて、ジェイミー・フレイザー役のサム・ヒューアンが心境を吐露している。

気持ちが高ぶって泣いてしまった

TV Insiderによると、4月13日(土)~14日(日)にパリで開催されたイベント「The Land Con 6」にサムが出席し、クランクインから3週間経つというシーズン8の撮影について語った。

「僕にはすごく辛いですね。脚本の読み合わせでキャスト全員がテーブルに着いて、みんなで聞けるようにエピソードを読んだんだけど、すごく特別な機会になりました」と振り返った。

スタジオのお城のセットにいた時は、バグパイプ奏者が『アウトランダー』のテーマ曲「The Skye Boat Song」を演奏し、気持ちが高ぶって泣いてしまったのだとか。最終シーズンの撮影で、かなり感極まった模様のサムは、こうも述べている。「思い出がたくさんありますからね。僕の人生のほぼ11年にあたるし、たくさん友達がいて素晴らしい思い出もいっぱいあるし、あっという間に過ぎてしまうなんて…。だから、終わったら本当に悲しいだろうね。だけどホロ苦くもあるし、すごく幸せです」

さらにファナルシーズンについて、「クールなストーリーと新しいキャラクター、新しいセットにカトリーナ・バルフという新しい監督もいて、彼女はすごくよくやっていますよ」とコメントし、クレア役で主演するカトリーナの監督ぶりも報告したサム。「ジェイミーに別れを告げるのは辛いでしょうね」と再び繰り返しつつ、『アウトランダー』フランチャイズが、これから数多くの誕生する可能性も指摘していた。

サムが言及したように、『アウトランダー』の前日譚となるスピンオフドラマ『Outlander: Blood of My Blood(原題)』の開発が進んでおり、人気が高いシリーズだけに、今後も新しいフランチャイズ・プロジェクトが浮上する可能性はありそうだ。

『アウトランダー』シーズン1~7前半はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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