今最も期待が寄せられている米Starzの人気ドラマ『アウトランダー』の前日譚となるスピンオフドラマ『Outlander: Blood of My Blood（原題）』。これまでにも出演者や第1話の内容などをお伝えしてきたが、改めてこれまでに分かっていることをまとめておさらいしよう。
主人公
『アウトランダー』はシーズン8をもって終了することが発表されたが、このスピンオフドラマの製作が決定したことで、その物語は続いていくことに。前日譚に当たるこのスピンオフでは、ジェイミー・フレイザー（サム・ヒューアン）の両親とクレア・ビーチャム（カトリーナ・バルフ）の両親のストーリーが描かれる。
製作陣
『アウトランダー』の製作チームがスピンオフでも続投。本家の共同ショーランナーであるマシュー・B・ロバーツが引き続き参加し、脚本も担当する。「この2組のカップルの物語を紡げることに興奮しています」と声明で述べたロバーツ。「彼らの関係の原点は時代を超えた普遍的なテーマを探求しており、クレアとジェイミーの時のように、視聴者の皆さんがこれら新たなキャラクターと彼らの愛の物語を見て、彼らを好きになってくれることを楽しみにしています」
本家の開発に携わったマリル・デイヴィスとロナルド・D・ムーアは、今回製作総指揮として参加。本家の原作者であるダイアナ・ガバルドンはコンサルティング・プロデューサーとして携わる。
キャスト
ジェイミーの両親となるエレン・マッケンジーとブライアン・フレイザーをそれぞれ演じるのは、ハリエット・スレイター（『PENNYWORTH／ペニーワース』）とジェイミー・ロイ（『バーニング・ライズ』）。そしてハーマイオニー・コーフィールド（『ロンドン 追う者たち、追われる者たち』）とジェレミー・アーヴァイン（『マンマ・ミーア！ヒア・ウィー・ゴー』）が、クレアの両親であるジュリア・モリストンとヘンリー・ビーチャムを演じる。
これまでに登場したキャラクターの若かりし頃も描かれることになるため、新たに若手俳優が集結。本家でダンカン・ラクロワが演じたジェイミーのいとこ、マータフ・フレイザーの若き日を演じるのは『セックス・ピストルズ』のローリー・アレクサンダー、グレアム・マクタヴィッシュが演じたドゥーガル・マッケンジーの若き日は『ミステリー in パラダイス』のサム・レットフォードが担う。
マッケンジー家からは、ゲイリー・ルイスが演じたコラム・バン・キャンベル・マッケンジー役に『Payback（原題）』のシェイマス・マクリーン・ロス、ビル・パターソンが演じたネッド・ガウアン役に『インダストリー』のコナー・マクニールが抜擢された。
「“アウトランダー・ユニバース”においてよく知られたキャラクターとともにシーズン1を描けることが楽しみです」と声明で述べたショーランナーのロバーツ。「ロリー、サム、シェイマス、そしてコナーを迎えて、ファンが愛するキャラクターの若き日の冒険を深堀りできることにワクワクしています」
制作スケジュール
2024年初めからスコットランドで撮影がスタート。一部、本家ファイナルシーズンの撮影と重なるスケジュールになっているとのこと。全10話から成る本作の具体的な解禁日についてはまだ発表されていない。
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Photo:『アウトランダー』© 2018 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.
