昨年、90歳で亡くなった『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』ダッキー役のデヴィッド・マッカラム。この度、現地アメリカで放送されたダッキーの追悼エピソードに、サプライズゲストが登場し話題を呼んでいる。
(以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。)
カムバックを待ち望んだあの人が…!
現地時間、2月19日(月)に米CBSで放送された『NCIS』の最新エピソード「The Stories We Leave Behind(原題)」は、ダッキーと亡きデヴィッドにお別れを告げる追悼エピソードとなった。本エピソードは、ジミー役ブライアン・ディーツェンが共同執筆したことでも話題だが、本編にはファン歓喜のサプライズが用意されていた。
「NCISチームが、ダッキーの死を悼むなか、海兵隊から不名誉除隊された父親を持つ女性の未解決事件に挑む」と公式で紹介されている同エピソードは、ジミーがダッキーを家まで迎えに行き、そこで彼の恩師が息を引き取っていることを発見するというプロローグで幕を開ける。
事件を捜査するNCISチームは、ダッキーの日誌に残された謎めいた手がかりから最後のヒントを得て、ある政治家と海兵隊員の不審な死を結びつける決定的な証拠を見つける。その過程で、ジミーや他の登場人物たちは、ダッキーと交わした印象的な会話や事件をフラッシュバックしていく、という展開に。
悲しいプロローグのあとに、いつもの陽気で活気に満ちたNCISのテーマソングを使うのは、「ある意味で失礼に近い」との編集者の指摘で、同エピソード限定で特別なオープニング・タイトルが使用されている。
オープニングシーンのあとは、たくさんの花であふれるオレンジ色の大きな部屋が映し出される。それはロサンゼルスのバラ、ニューオリンズのマグノリア、シドニーのゴールデン・ワトル、アジアオフィスの桜など、NCISの各オフィスから届いたもので、その土地の花で彼に追悼の意を表していることがわかる。また、アラスカのギブスからマクギー宛の封筒がちらっと見えるが、その中にはダッキーと二人が一緒に写る古いポラロイド写真が入っている。
そしてエピソード終盤、ダッキーの葬儀のために皆が本部を去る直前、ジェシカたちはジミーがラボで一人きりになれる時間を作ってくれる。その数分後、なんとマイケル・ウェザリー演じるアンソニー・“トニー”・ディノッゾ捜査官が、当時となにひとつ変わらない様子で部屋に入ってくる。
トニーは、アメリカへ来る途中で、空港の免税店で手に入れたという黒い蝶ネクタイをジミーにプレゼントし、結ぶのを手伝うと、ダッキーの声真似を披露。そして、「自分たちが死ぬとき、“物語を残す”だけでなく、自分たちが触れた人々の人生も残すのだ」と語りかける。
Michael Weatherly returned to #NCIS tonight as Tony DiNozzo in the closing moments of tonight’s episode, as characters left for Ducky’s funeral. pic.twitter.com/q392o9g2XX
— What’s on Paramount+ | NOT AFFILIATED (@whatsonpplus) February 20, 2024
その後、マクギーが二人を迎えに来ると、ジミーは電気を消して部屋を出ていく——。エピソードのクレジットは、「親愛なる友人であり同僚であったデヴィッド・マッカラムを偲んで。寂しくなる」と書かれた追悼カードで幕を閉じる。
『NCIS』公式アカウントのコメント欄やSNS上には、ダッキーとの別れを惜しむ声と、トニーのカムバックに歓喜するコメントが溢れており、ファンにとっては涙なしには見られない大切なエピソードになったようだ。
OMFG!!! Tony 🤧🤧🤧 #NCIS pic.twitter.com/CscL6goaeQ
— 🦋Nessi🦋 (@nesssinhamatos) February 20, 2024
(海外ドラマNAVI)
参照元:TV Line
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