熱狂的な車コレクターとして知られる『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrが、プライベートで所有する車をエコカーに改造したというトニー・スタークさながらのエピソードについて話したとVarietyが伝えている。
車の所有数は?
大の車好きで所有している車の総数は把握できていないというほど、熱心なコレクターであるロバート。Max(旧HBO Max)で新たにリアリティ番組『Downey’s Dream Cars(原題)』が始まるが、LAで行われたプレミアで所有している車の台数について「およそ20台」と答え「正確な数字がわからないという事実は、もっと多くの車を改造する必要があるという事実を物語っている」と話した。
『Downey’s Dream Cars』はロバートのクラシックカーコレクションから選んだ6台をロバートが専門家チームと共によりエコフレンドリーな車へと改造する番組。ロバートは4年前に気候変動や環境問題の解決に取り組むFootprint Coalitionを立ち上げているが、本番組もそのプロジェクトの一環にあたるといえる。
トニー・スタークを連想
ロバートが科学と工学に取り組む…と聞くと『アイアンマン』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズでロバートが演じてきたトニー・スタークが浮かばずにはいられないが、ロバートはアートを模倣するのは人生ではないと考えているようだ。「トニーのテーマは誇示的な消費と彼のテクノロジーに関するもので、このような異世界に存在する敵に対して、私たちの日常生活には関係がなく、適用されないものだった」というロバート。
「おかしなことにこれは本当に小さいアイデア。家で、廃棄するものを使ってできることをするだけ。願わくば“この古い家族の車を捨てなくていいかもしれない。燃費は悪いけど、もっと効率のいい内燃機関に切り替えられる”と感じてくれる人がいてほしい」と話した。
特に気に入っている車
ロバートがコレクションの中でも特に気に入っている車は、マーベルからプレゼントされたベントレーと、妻で番組製作総指揮も務めているスーザン・ダウニーから贈られたポルシェだそう。今後、所有する車のすべてを改造するなんてこともあるかもしれない。
(海外ドラマNAVI)
Photo:ロバート・ダウニー・Jr©NYPW/FAMOUS