『ビッグバン★セオリー』シェルドン・クーパーの名言(迷言?!)ベスト5

大人気シットコム『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』の主人公の一人であるシェルドン・クーパーは優秀な物理学者で、ポップカルチャーのアイコンとして今も絶大な人気を博しているキャラクター。そんなシェルドンの名言を米Screen Rantがピックアップしているので、そのうち5つを紹介する。

シェルドンの名言(迷言?!)ベスト5

シェルドンは、知識欲が旺盛で天才的な知能を持っているがソーシャルスキルに欠け、極端なルーチンや習慣にこだわる傾向もあり、たまにTPOに適さないトンチンカンな発言や失言をしてしまうことも…。一体、シェルドンのどんな名言(迷言?!)が飛び出すのだろうか?

「悪いけど、コーヒーは問題外だ。カリフォルニアに引っ越した時に、薬物を始めないって母に約束したんだ」

(シーズン2第18話「オタク式ビジネスの法則」)

シェルドンは自宅に訪問者が来た時にコーヒーを振舞う方法は心得ているが、自分で飲む訳ではない。また、人にコーヒーを勧められても上述のセリフで何度も断り続けていたため、視聴者にとってシェルドン・クーパーの面白い名言の一つとなった。最終的にシェルドンはコーヒーを試す展開となるが、「ドラッグをやらない」という使命感から、長期的に摂取しないように心がけていた。

「ジャンケンポン! トカゲスポックじゃんけん」

(シーズン2第8話「トカゲとスポックの法則」)

アメリカでは、「ジャンケンポン」で何かを決めることがすっかり定着しているが、『ビッグバン★セオリー』では、このエピソードでシェルドンが「ジャンケンポン」を昇華させた「トカゲスポックじゃんけん」を発明。オタクのシェルドンらしく、ゲームには大人気SFフランチャイズ『スター・トレック』のキャラクター、スポックの名前が投入されているところがミソ。シェルドンやレナード(ジョニー・ガレッキ)をはじめとする仲間たちが、誰もやりたがらない仕事の当番などを決める時に、トカゲスポックじゃんけんをやるのが定番となった。 岩はトカゲを、トカゲはスポックを、スポックはハサミを、ハサミはトカゲの首をチョン切り、トカゲは紙を、紙はスポックを、スポックは岩を負かすルールとなっている。

「私の頭はおかしくないよ。母が僕を診てくれたから」

(シーズン3第13話「犯罪と転居の法則」)

シェルドンが周りから、「クレイジー」と呼ばれた回数をカウントするのは不可能なほどだ。その度にシェルドンは、このセリフで反論。ちなみに、初めてシェルドンがこのセリフを言ったのはシーズン3第13話だ。シェルドンとレナードのアパートに不法侵入の形跡があり、シェルドンは内部の犯行を示唆。現場に駆け付けた警察官が、シェルドンの見立てを耳にして彼を“クレイジー”呼ばわりした時、シェルドンがこのセリフで切り返している。天才と狂気は紙一重ということだろうか。

「それは泣く理由にならないよ。悲しい人が泣くんだ。例えば、僕は他の人がバカだから悲しくて泣く」

(シーズン3第10話「ゴリラ・プロジェクトの法則」)

このエピソードでは、ペニー(ケイリー・クオコ)が親友バーナデット(メリッサ・ラウシュ)のようにレナードと仕事について話が出来るようになりたいと思い、シェルドンから物理の基礎を学ぼうとする。ところが、あまり勉強が得意ではないペニーの飲み込みの悪さが信じられないシェルドンが、この空気が読めないセリフを言い放った。

「バジンガ!」

(シーズン2第23話「オタク式北極調査の法則」)

「バジンガ」とは、シェルドンが誰かを騙したり、イタズラやトリックが上手くいったりした時、またはTVや映画のキャラクターに対する愛情表現としても使う口癖。彼がこの言葉を使うシーンは多くのファンに大きな印象を残し、シェルドンというキャラクターを象徴するセリフの一つとなっている。

なお、シェルドンの幼少時代を描く『ヤング・シェルドン』では、シェルドンの名言を生み出すきっかけになったエピソードやシーンなどが登場する可能性もあり、見逃し厳禁だ。『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』はHuluとU-NEXTにて全シーズンが配信中。『ヤング・シェルドン』シーズン1~4はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』© Warner Bros. Entertainment Inc.