「くまのプーさん」のクリストファー・ロビンがR指定のコメディシリーズに?!

A・A・ミルンの児童小説「くまのプーさん」で、プーさんの親友として描かれるクリストファー・ロビンを主人公にした、“R指定”のコメディシリーズが開発中だという。米Deadlineが報じている。

『Christopher Robin(仮原題)』と題された企画は、「くまのプーさん」を下敷きに、実写とアニメのハイブリッドで再考するコメディ作品になるという。

気になる内容とは?

概要では、「クリストファー・ロビンは幻滅したニューヨーカー。彼が暮らす廃墟のようなアパート“100エイカー”の外には「薬物漬け」の扉があり、そこには言葉を話す奇妙な動物たちが住んでいる。クリストファーは彼らの助けを借り、25年間にわたる自身の人生の危機を乗り越えていく」と紹介されている。

実写アニメシリーズで製作総指揮を務めるのは、『ワイノナ・アープ』や『弁護士ビリー・マクブライド』などに俳優として出演しているシャミア・アンダーソン、『センター・オブ・ジ・アース』に参加のニック・ナンテル、『ホームカミング』のステファン・ジェームズ、本作の脚本も担当しているチャーリー・ケセルリング(『Turned On(原題)』)ら。また、ホリー・ハブシャー(『Choose or Die(原題)』)がシリーズを監修する。

パブリックドメインとなった「くまのプーさん」

「くまのプーさん」は、原作の著作権が2022年に失効して「パブリックドメイン」となり、自由に解釈した二次創作が可能に。それを受け、殺人鬼のプーさんを主人公にした異色ホラー映画『プー あくまのくまさん』(6月23日より日本公開)が誕生。すでに米国公開された本作は、米辛口レビューサイト「Rotten Tomatoes」で4%という驚愕の低スコアを叩き出して話題となった。

ホラー映画の酷評を覆し、“R指定”の実写アニメシリーズ『Christopher Robin』は好評を博すことが出来るだろうか? 出演キャストなどの新情報に注目しておきたい。

(海外ドラマNAVI)

Photo:「くまのプーさん」FAMOUS