『イエローストーン』前日譚ドラマ第2弾、当初の予定より時代が少し変わる

現代を舞台にした西部劇ドラマ『イエローストーン』。その前日譚となるスピンオフドラマの時代設定が当初の発表と異なることが明らかになった。米TV Lineが報じている。

『イエローストーン』は、米モンタナ州のイエローストーン国立公園に隣接するダットン牧場を舞台に、妻を亡くした男ジョン・ダットン(ケヴィン・コスナー)と4人の子どもたちを描くヒューマンドラマ。昨年には、『イエローストーン』最初の前日譚ドラマ『1883(原題)』が配信され大ヒット。

時は1932年→1923年に

そして、今回の前日譚ドラマは『1883』の2世代後のダットン家を描く。当初『1932(仮原題)』と呼ばれていたが、そのタイトルが『1923(原題)』となり、この変更により第一次世界大戦終焉時代と禁酒法の開始を含む展開に。

この新作に登場するキャラクターたちは、歴史的な干ばつ、無法と禁酒、牛泥棒の流行という厳しい状況の中で悪戦苦闘しており、大恐慌という経済状況におけるモンタナの空の下で、なんとか生き残ろうとする。主演はハリソン・フォードとヘレン・ミレンが務める。

製作総指揮のデヴィッド・C・グラッサー(『ウィンド・リバー』)は本作について、「(製作総指揮の)テイラー・シェリダンはダットン家という大木の根を下ろし、力強く、高く立ち、視聴者を記録的に魅了し続けるような広がりを見せる枝をたくさん持っています。この世界観の中で、シェリダン、米Viacom CBS、そして作品に関わるチーム全体と一緒に仕事ができることに驚きと衝撃の思いを隠せません」と述べていた。

『1923(原題)』は今年12月にParamount+にて配信予定。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『イエローストーン』© 2020 Viacom International,Inc.