2022年、マーベル・スタジオ劇場公開の幕開けを飾るのは、『スパイダーマン』の監督サム・ライミが贈る、時間・空間の概念を超えた超感覚ファンタジック・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。
本作でドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチは、MCUの全作品のプロデューサーであるケヴィン・ファイギに“ストレンジを演じられる唯一の俳優”と絶賛される存在だ。
共演者の証言によって、その理由はこれまでベネディクトが演じてきたキャラクターたちとストレンジとの共通点にあり、天才的なクセ者キャラクターたちで評価されてきた彼だからこそハマり役となっていることがわかった。
ベネディクトにとってストレンジがハマり役となった理由は?
ベネディクト演じるドクター・ストレンジが初めて登場したのは、2016年公開の『ドクター・ストレンジ』。地位も名声も兼ね備えた天才外科医が悲劇的な事故により両手の機能を完全に失い、藁にもすがる思いで治療法を求め秘境を訪れたことをきっかけに、魔術師として生まれ変わっていく様子が描かれた。
新たなヒーローとして生まれ変わる、傲慢な元外科医という難役を熱演したベネディクトは高い評価を受け、作品は日本のみならず全世界で大ヒットを記録している。
公開当時、プロデューサーのファイギは、「ストレンジを演じるのは素晴らしい俳優でなければいけないし、ベネディクトは私たちがこのキャラクターを作り上げてゆく中でずっとモデルにしていた人物だったんだ。出演までこぎつけるのは大変だったけれど、彼が参加してくれたことは、これまでの中でも屈指の喜びだったよ。彼は最高なんだ」とベネディクトを絶賛し、ストレンジを演じられる唯一の存在だと語っている。
そんなベネディクトにとってストレンジがハマり役となった理由は、これまで彼が経験してきた数々のクセ者キャラクターたちとの共通点にある。
『ドクター・ストレンジ』でストレンジが弟子入りをする、神秘の力を操るエンシェント・ワンを演じたティルダ・スウィントンは、「ベネディクトには、彼が演じたシャーロック・ホームズで証明済みなように、とても傲慢なヤツの演じ方を理解する頭脳とウィットがあるの。彼はあのタイプを見事に演じてみせる」と、“天才的なクセ者”というストレンジとの共通点をあげながら、ベネディクトの演技を絶賛している。
実際にベネディクトは、2010年スタートのテレビドラマシリーズ『SHERLOCK/シャーロック』では正確に難アリな天才名探偵シャーロック・ホームズがハマり役となり、多くのファンを獲得。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014年)では、協調性に欠く数学者アラン・チューリングを演じアカデミー賞主演男優賞ノミネートに輝くなど、一癖ある天才的なキャラクターを完璧に演じきってきた。
2021年に配信されたNetflix『パワー・オブ・ザ・ドッグ』では、偏屈なカリスマ牧場主のフィルを演じ、繊細な演技が評価され再びアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。そんな数々の難役をこなすベネディクトだからこそ、異色のヒーローであるストレンジを演じられるのだ。
そして先日ハリウッド殿堂入りを果たし、名実ともにハリウッドを代表する俳優となったベネディクトが挑むのは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のその後を描く、今後のMCUにおいて重要な鍵を握る本作。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』での壮絶な死闘を経て、アベンジャーズの今後の核となるストレンジの動向に、世界中から注目が集まっている。先日公開された予告編では、無限の可能性が存在する“マルチバース”を舞台に、邪悪な姿の“もう一人のストレンジ”が登場するなど予測不能な展開が待ち受けている様子が映し出されている。
本作でストレンジはどんな活躍を見せてくれるのか――。ベネディクトの演技を是非劇場で堪能してほしい!
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)映画館で公開。(海外ドラマNAVI)
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Photo:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(c) Marvel Studios 2022