大ヒットドラマ『SHERLOCK/シャーロック』で共同クリエイター・脚本・製作総指揮を務め、マイクロフト・ホームズ役で出演もしたマーク・ゲイティス。多方面で活躍する彼が、ジェームズ・ボンドの脚本を書きたいと意欲を見せている。
ポッドキャスト番組「Distraction Pieces Podcast」に出演したマークが、次に取り組みたいプロジェクトについて語っている。
「それは間違いなくジェームズ・ボンドですね。そう見えないかもしれませんが、私の子ども時代に観た映画をリメイクするつもりはありません。それは失敗してしまうやり方ですから。他のスタジオや製作会社が知的財産権を保持している人気の高い作品を委託で手掛けることは難しく、知名度が低い作品を実写化するプロジェクトをゼロから立ち上げることも容易ではないため、映画製作はその狭間での戦いです」
原作は、英作家イアン・フレミングが1953年に第1作目となる「カジノ・ロワイヤル」を発表。彼が手掛ける作品はこれまで12の小説と2つの短編小説集が出版されている。
映画シリーズについては、昨年に第25作目『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が公開。同作をもって、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を卒業。新星ボンドを誰が射止めるか大きな注目が集まっている。
マークがペンを執るボンド映画の実現も期待したいが、海外ドラマファンとしては、『SHERLOCK』のシーズン5が製作される可能性があるのか気になるところ。その疑問については、昨年3月にシャーロック・ホームズ役で主演したベネディクト・カンバーバッチが、「絶対にないとは言えない」と答えていた。だが、彼をはじめ、マークやジョン・ワトソン役のマーティン・フリーマンら多忙を極めるスケジュールの摺合せが、大きな課題となりそうだ。
(海外ドラマNAVI)
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マーク・ゲイティス ©Tom Rose/Famous