マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどで知られるジェームズ・ガン監督がワーナー・ブラザースで製作するDC映画『The Suicide Squad(原題)』に、大ヒット犯罪捜査ドラマ『キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き』のキャッスル役でお馴染みのネイサン・フィリオンが出演することが分かった。米Deadlineなどが報じた。
2016年にデヴィッド・エアーが監督・脚本を担当した『スーサイド・スクワッド』のリブートとなる本作で、ネイサンがどのような役を演じるかは現段階では明かされていない。ネイサンは実はガン作品の常連で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で声の出演をしていたほか、『スリザー』『スーパー!』にも参加している。DC作品に出演するのも今回が初めてではなく、2011年にアニメ『グリーン・ランタン エメラルド・ナイト』で主人公グリーン・ランタンの声を担当していた。現在は米ABCの刑事ドラマ『The Rookie(原題)』に主演しており、シーズン2が9月29日(日)から放送される予定だ。
ネイサンに続いて、『New Girl 〜ダサかわ女子と三銃士』『コミ・カレ!!』など数々のコメディドラマに出演し、ガン監督作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で端役を演じていたコメディアンのスティーヴ・エイジーがキングシャーク役で出演することも発表された。キングシャークは米CWの『THE FLASH/フラッシュ』にも登場している有名なヴィランだ。
本作には2016年版に続いてハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビー、アマンダ・ウォラー役のヴィオラ・デイヴィス、キャプテン・ブーメラン役のジェイ・コートニー、リック・フラッグ大佐役のジョエル・キナマンが出演。そして新キャストとしてポルカドットマン役のデヴィッド・ダストマルチャン(『MACGYVER/マクガイバー』)、ラットキャッチャー役のダニエラ・メルシオール、さらに役柄は不明だが、イドリス・エルバ(『刑事ジョン・ルーサー』)、フルーラ・ボルク(『カウンターパート/暗躍する分身』)、ジョン・シナ(『バンブルビー』)、ストーム・リード(『シカゴ P.D.』)も出演することが明らかになっている。
製作のピーター・サフラン(『アクアマン』)は以前、「『Suicide Squad 2』ではなく、定冠詞の付いた『The Suicide Squad』。(2016年版の)続編ではない」とコメントしており、前作と同じキャストがいても新しい物語として描くとしている。撮影は9月末にスタートし、来年1月末までジョージア州アトランタにて行われる予定。
『The Suicide Squad』は2021年8月6日(金)より全米公開。(海外ドラマNAVI)
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ネイサン・フィリオン
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