大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』のファイナルとなるシーズン11のパート2が、米AMCにて2月20(日)より放送開始される。中盤エピソードでは、どんな展開になるのだろうか? その疑問にショーランナーのアンジェラ・カンが米Entertainment Weeklyのインタビューで答えている。
ファイナルとなるシーズン11はパート1~3(全24話)の3部構成となり、パート2は新コミュニティ、コモンウェルスが舞台に。
先月公開されたパート2の予告映像では、焼いたクッキーを手にしたキャロルが登場しているのだが、そのシーンは彼女が初めてアレクサンドリアに辿り着いたときのように、自分の本性を隠しているからなのかと質問され、カンは次のように述べている。
「間違いなくキャロルは、コモンウェルスで果たすべき特別かつ具体的な役割を担っています。そして彼女がクッキーを手にしているときは、いつでもそれは、彼女が本来のスキルを少し隠そうとしているときなのです。なぜなら住民はみんな、以前(ウォーカーが蔓延する前の世界)と同じような仕事をしなければならなかったからです。そして、他の誰にとってもキャロルは単なる主婦であり、特別な関心があると思われる特定の仕事をした人は誰もいませんでした。ですが、明らかに視聴者はキャロルについて、もっと多くのことを知っています」
そして、シリーズにはこれまで総督やニーガン、囁く者たち(ウィスパラーズ)といったヴィランが登場したが、シーズン11パート2では誰がキャロルをはじめとする生存者たちの敵となるのだろうか?
「時間の経過とともに明らかになることがいくつかあるので、特定の人々の詳細や、その物語がどのように展開されるかについてはあまり詳しく説明したくありません。ですが、コモンウェルスのユニークな点は、そこに非常に多くの官僚制があることです。そして、生存者たちの多くが、"この社会がどのように機能しているのか?""問題が発生した場合、どうすれば責任者と話すことができるのか?"といったことを理解しようとしているのだと思います。
原作コミックスの物語のように、生存者たちが旧世界から多くの構造を取り入れ、組織化された文明に身を置けば、そこに幾分かは適応しなければならず、不満も感じるでしょう。彼らは非常に階層化された階級主導の場所で動けずにいるので、様々な時期において、社会自体がプレッシャーを感じる場所となる可能性があります。それだけでなく世界には他にも脅威があり、その多くに生存者たちが立ち向かうことになります」
『ウォーキング・デッド』シーズン11のパート2は、日本ではDisney+(ディズニープラス)にて2月21日(月)より配信開始。(海外ドラマNAVI)
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