マーベル『ジェシカ・ジョーンズ』『デアデビル』など6作品、Netflixでの配信終了へ

Netflixオリジナルシリーズとして配信されている一連のMarvelシリーズの配信権が、2月末をもって終了することが明らかになり、その後はディズニーに移るのではないかと報じられた。米Deadlineなど複数のメディアが一斉に伝えている。

2015年に封切られた『Marvel デアデビル』を皮切りに『ジェシカ・ジョーンズ』『ルーク・ケイジ』『パニッシャー』『アイアン・フィスト』と続けて製作され『ザ・ディフェンダーズ』として集結したNetflixのMarvelシリーズ。これらの作品がNetflixで見られるのは2月末までと、SNSがざわついている。(日本でもNetflixでの配信終了日:2月28日と表示される)

情報筋がDeadlineに話したところによると、Netflixにおける前述した6作の配信権は終了し、その権利はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を展開しているディズニーに戻るという。

ディズニーの配信サービスといえば、Disney+(ディズニープラス)。新たなプラットフォームでの配信に期待したいところだが、ディズニーは今後の配信プランなどについて口を閉ざしており、近く公式に発表されることが期待される。アメリカでは大人向け作品などはHulu(アメリカでは同じくディズニー傘下)で展開していることもあり、新たな配信先にHuluを選ぶ可能性もある。

2019年、マーベル・スタジオに組み込まれる前に独立していたマーベル・テレビジョンによって製作されたこれらのシリーズは、大人向けの内容も含むため、ディズニープラスがローンチする際には組み込まれず。しかし、マーベルの作品が一堂に会しているディズニープラスが最も適した配信場所であることは疑う余地もない。

ディズニープラスは、ユーザーの年齢が変わろうとも登録し続けられるような環境を整えるため、家族で楽しめる作品のみならず、さらなるコンテンツタイプの拡大を狙っているという憶測もあり、もしNetflixから6作品が移行すれば、こうした策略も満たすことができる。今後の動きに注目したい。(海外ドラマNAVI)

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Netflixオリジナルシリーズ『ジェシカ・ジョーンズ』『アイアン・フィスト』『ルーク・ケイジ』『デアデビル』は独占配信中