今週はUs Weekly 誌4月16日号から。
今週の表紙は、まだ31歳というのに妖艶な雰囲気漂う、いまや大女優のミシェル・ウィリアムズさん。『ドーソンズ・クリーク』に出ていた頃、誰が今の姿を想像したことでしょう?
ミシェルといえば、故ヒース・レジャーとの関係が有名で、二人の間には6歳になるマチルダちゃんがいます。2008年にヒースが亡くなってから、ミシェルさんは、映画監督のスパイク・ジョーンズやキャリー・フクナガと交際が報じられましたが、さすがにオスカーノミネート女優と映画監督という組み合わせは精神的にキツすぎたのでしょうか、あまり長続きしなかったようです。
最近になってデートが目撃されたのはジェイソン・シーゲル。ジェイソンはシットコム『ママと恋におちるまで』から映画まで、主演作が続く売れっ子のお笑い系スターです。このジェイソンを紹介したのが、『ドーソン』共演者で、ミシェルさんの親友ビジー・フィリップス。ビジーとジェイソンは、その昔、『フリークス学園』で共演して以来の友だちだったんですねー。
しかし、小難しい男が好きそうなミシェルさん、本当にジェイソンで満足? わたくしのお勧めは同じく『フリークス』からジェームズ・フランコ。この二人だったら、もう誰も近寄れないようなオーラが出そうじゃないですか、え、バリア? ちなみにジェイソンの元彼女は、こちらも『フリークス』のリンダ・カーデリーニ。『ビバヒル』ばりに入り乱れてますねェ、若いっていいなァ。
さて、奇妙な愚痴はさておき、ナナメ読みには珍しいファッションのコーナー。
記事説明は、「このセレブたちを見てください。普段着に一般家庭の年収よりお金をかけてます」という、ゴシップ誌お得意の"ひがみ"記事です。左からジェシカ・アルバ、リアン・ライムス、エヴァ・ロンゴリア、そしてヴィクトリア・ベッカムの"普段着"姿が紹介されています。まあ、明らかにヘアメイクさんやスタイリストさんのお力を借りていますので、一般人の"普段着"とはワケが違いますわね。個人的にはリアンの春らしいスタイルが好き。はやりの柄パン、襟と裾のカットがおしゃれなシャツ...。カントリー歌手としてデビューした頃の泥臭さがすっかり抜けて、リアンは女子度をどんどん上げてます。今くらいがちょうどいいはず。
さて、わたくしの中での主役は、右端のヴィクトリアさん。この日の"普段着"は合計で5万5千ドルなり。ていうか、これ普段着っていうんだったら、学校の親子面談の時には小林幸子が参考にしたくなるくらいにキメるんでしょうね("なう"な芸能ネタに挑戦)。このヴィクトリアさんのお洒落コストをつり上げているのが、腕時計(ロレックス、34,700ドル)と、クラッチバッグ(14,000ドル)。ロレックスは別にして、日々使いには無駄にデカくて使いにくそうなクラッチバッグは、自身のブランド、ヴィクトリア・ベッカムなり。エヴァのバーキン(10,000ドル)と比べても相当お高いですね。ちなみにエヴァのサングラスはディオールで、こちらは345ドル。ヴィクトリアが着用しているのは、もちろんヴィクトリア・ベッカムで、525ドルだそうです。なんでも金額だけで決めちゃいけませんが、それにしても格式高い老舗ブランド、エルメスもディオールも超えた価格設定。ヴィクトリア、何故ここまで高飛車か?
最後はページ下半分をご覧ください。"スターさんのやめられない変な習慣"。「映画の仕事が増えるたびに、(里親ボランティアで飼っている)猫を増やしたくなる」という、ジェシー・アイゼンバーグの猫ちゃんリハブに癒されつつ、左端のクリスティン・チェノウェスの変態な趣味を発見しました。クリスティンは、クォーター硬貨(25セント)を集めるのが趣味なんだそうです。集めるだけなら、アメリカ人にありがちな趣味ですが、クリスティンはなんと硬貨をキレイに洗ってから写真撮影までしてあげないと気が収まらない"硬貨フェチ"。そんなことして何の意味が...。本人も「誰か助けてほしい」と、いい加減辞めたいと思ってるようです。
春になると出てきますね、じゃ!