閑静な住宅街ウェステリア通りで何食わぬ顔で毎日を過ごす『デスパレートな妻たち』。自身や自身の家族を守るために実に多くの罪を犯している彼女たちだが、それらの罪がすべて公になった場合、果たして誰の罪が一番重くなるのか? 恐ろしい検証の第2弾である。
※この検証結果は、海外ドラマNAVI独自の調査によるものです。本コラムの刑期はすべて日本の法律にあてはめていますが、あくまですべて推定です。本業本職の方々、お見逃しいただければ幸いです。
<リネット編>はこちらから。
今回はこの妻を検証します!
■誰よりも負けん気の強い、ド根性女ガブリエルの犯してしまった重罪
元スーパーモデルで今もその美しさ健在の南米系美女のガブリエル。思わずみとれるスタイルのよさと整った顔立ちだが、そこにはガブリエルの並大抵ではない努力がある。毎日のジョギングやヨガ、美肌対策など、常に誰よりも美しくあるための努力は怠らない。そしてこの街で一番の負けず嫌いなガブリエル。自分が常に一番でなければ気が済まないし、見栄をはった嘘も多い。お金がないのに、お金があってあって仕方ないふりとか、昔は何度もファッション誌の表紙を飾るスターだったとか(実際には一回。おこぼれで)。こんな負けず嫌いのガブリエルゆえに犯している罪も多いのでは? と思うのだが、意外や意外、ガブリエルは目立った罪は犯さず、ピンチに陥ったときには、自身の底力で乗り越えている。現夫のカルロスが横領でつかまり、無一文になったときにも、「お金のない状況には慣れているわ!」といって見事切り抜けるし、事故でカルロスが両目を失明したときにも悲観せず、二人の子どもを立派に育て上げるし。幼少時の貧しさや養父から受けた性的虐待という悲しい思い出が彼女を強くしたのだろう。そんな意外にも真っ当な彼女が犯してしまった罪とは?
「殺人未遂罪」
現夫であるカルロスとは一度離婚しての2度目の結婚。ガブリエルはカルロスと再婚する前に、イケメン金持ち市長のビクターと結婚していた。そのビクターとの結婚生活中にカルロスと不倫していたガブリエル。思いはすっかりカルロスにいってしまっているため、ビクターに離婚を申し出るが、カルロスとの不倫現場をおさえているビクターは離婚に応じるどころか、ガブリエルを脅す。そんな模様が繰り広げられていたのは誰も助けがいない船上だったため、身の危険を感じたガブリエルは船のオールでビクターを殴り、そのままビクターは海へと転落。一度は這い上がってきたビクターだが、現場にガブリエルが驚いて呼び出したカルロスがいたことから殴り合いのケンカとなり、カルロスを守りたいあまりガブリエルは再度オールでビクターを殴打。2度目の海に落ちたビクターはもう地上にあがってこない。死んだと確信したカルロス&ガブリエルはその場にビクターを置き去りにする。この後、ビクターが実は生きていたことから、ガブリエルの罪は「殺人未遂罪」にあたるが、「やらなければ自分がやられる」という防御でもあったため、「自己防衛」で少し情状酌量されるかもしれない。しかし、生存の可能性がありながら、その場を去った罪は重く、推定だが5年以上の刑は確実だろう。
トラブルにも真っ当に対応するガブリエルの犯罪は計画的ではなく、想定外にて突発的なもの。しかし、逃げ方や隠し方がその場しのぎゆえに、いつか尻尾をつかまれないように気をつけて。
ほかの"妻"たちの検証結果を見てみましょう!
★ミセス・パーフェクトを維持するために数々の犯罪を計画的に繰り返す<ブリー編>
★世話焼きと好奇心を持ち合わす奔放な妻<スーザン編>
★夫や子供を操ることに関してはピカイチ。頭脳派ゆえに犯罪をくぐりぬけてきた<リネット編>
※本コラムの刑期はすべて日本の法律にあてはめています。
※本コラムの刑期はあくまですべて推定です。
■『デスパレートな妻たち6』は5月3日(金)21:30~LaLa TVにて放送スタート!
(c) ABC Studios