2007年に米CW局で放送が始まると、瞬く間にアメリカ中のティーンエイジャーの心を掴み、7シーズンに渡り放送されたSFティーンズドラマ『The 100/ハンドレッド』。
本作は、人類の存続を賭けて宇宙から地球に降り立った100人の若者達が主役でフレッシュな若手俳優がたくさん出演している。今回はその中でも海外ドラマの次世代スターを担う注目のイケメン俳優&美人女優たちを、見どころとともに、一挙紹介!
目次
『The 100/ハンドレッド』キャスト
イライザ・テイラー(クラーク役)
主人公クラークを演じるのはオーストラリア出身の女優イライザ・テイラー。ウェーブのかかったブロンドヘアーにキリっとした目元、そして気の強そうなへの字口が特徴的な正統派美人だ。真面目な性格から「お姫様」というアダ名で呼ばれるクラークだが、束ねた前髪を後ろで結ぶヘアースタイルと、派手さを抑えたナチュラルメイクにより、過酷な環境の中でも輝きを失わない"戦うプリンセス"に仕上がっている。
『The 100/ハンドレッド』出演前は、母国オーストラリアのドラマシリーズ『Neighbours(原題)』に長くレギュラー出演していたが、その後『NIKITA/ニキータ』にゲスト出演。最近では、『Quantum Leap(原題)』でメインキャラクターを演じた。
マリー・アヴゲロプロス(オクタヴィア役)
オクタヴィアを演じるマリーは、イライザと好対照な薄い褐色の肌と黒髪のワイルド系美人。そんな彼女の最大の特徴はなんといっても「目」だ。気だるそうなタレ目がとても色っぽい雰囲気を放っている。自然の中で育ち、アクション俳優に憧れを抱く活発な少女だったというマリー。サバイバル状態でも遊びに恋愛に活発的なオクタヴィアは、まさに彼女にピッタリな役柄だ。
これまでにも、『スーパーナチュラル』や、『FRINGE/フリンジ』などの作品に出演。最近は、映画『キング・オブ・キラーズ』に出演した。
トーマス・マクドネル(フィン役)
おそらく本作の中でも1、2を争うであろうイケメン俳優が、このトーマス・マクドネル。クラスに一人はいるであろうモテ男・フィンを演じる彼の特徴は、表情の多様さにある。いかにも不良っぽい長髪と、均整のとれた甘いマスクのためなのか、演じるシーンによってカッコよさのタイプが変わるのだ。不良なのに時折真面目な一面を見せたり、フラフラしているのに頼りがいがあったりと、女性のツボをおさえたギャップをいくつも持つフィン。ニヤリとイタズラっぽく笑ってみせたかと思いきや、雰囲気たっぷりに熱い視線を送ってみせたりと、イケメンにしかできないであろう高等テクニックをこれでもかと披露している。まさにキング・オブ・モテ男だ。
しかし、驚くべきことにトーマス自身はとてもシャイな性格で、学生時代はケンカなんてしたことのない優等生だったそう。真面目な顔がキマっているのは、彼の素の性格が出ているせいかもしれない。2011年にディズニー映画『Prom』に出演し、エイミー・ティーガーデンと共演。その後まもなく、『そんなガキなら捨てちゃえば?』でも演技を披露している。ドラマでは、『LAW & ORDER クリミナル・インテント』に出演していたが、今作で本格的にブレイクを果たした。
ボブ・モーリー(ベラミー役)
フィリピン系の母とオーストラリア・アイルランド系の父親を持つボブは、彫りの深いエキゾチックな顔立ちのイケメン俳優。注目すべきポイントはその鍛え上げられた筋肉! 特に、太い前腕と血管の浮き出た上腕二等筋は、同性として憧れてしまうほど見事だ。製作側もそんな筋肉好きのファンの気持ちを知ってか、上半身裸のシーンなど彼の筋肉を楽しめる回を用意してくれている。本作で登場する俳優達の中ではやや年上のボブだが、その年の差が、皆を統率するベラミー役にハマり、かなりの兄貴っぷりを発揮している。
クラーク役のイライザ・テイラーも出演していた『Neighbours』でエイデン役を演じたほか、ドラマ『The Strip』と『Home and away』にレギュラー出演し、ロジー賞最優秀新人男優賞にノミネートされるなど、活躍が期待される。
デヴォン・ボスティック(ジャスパー役)
母はキャスティングディレクター、父は俳優、そして弟も俳優という芸能一家に育ったデヴォンは、いわゆるマッチョ系のイケメンが苦手という方にオススメのカワイイ系イケメン。彼が演じるジャスパーはお調子者キャラだが、皆の先頭に立って冒険に挑む勇敢な一面も持つ(そのせいで大変な目に遭うが…)陽気な性格のムードメーカー。どこか親近感を感じる屈託のない笑顔、まっすぐで大きな瞳、そして細い首…これらが彼の"少年っぽさ"の秘密なのだろうか?
『グレッグのダメ日記』でのコミカルな演技で知られ、アトム・エゴヤンの『Adoration』への出演では、2008年カンヌ映画祭のパルムドールにノミネートされ、エキュメリック賞を獲得した。また、トロント国際映画祭でも賞を受賞しているなど、すでに実績抜群のデヴォンは、本作に出演している若手俳優の中でもっともスターダムに近い俳優と言える。
リンゼイ・モーガン(レイヴン役)
レイヴン役のリンゼイは、ドラマで主要な役を演じるのは本作の出演が初といってもいいだろう。テキサス州ヒューストン出身の彼女は、アイリッシュとヒスパニック系のエギゾチックさが魅力。そしてなんといってもスレンダーボディ! ピタッとジーンズにレザージャケット、彼女が演じるレイヴンの「強さ」「賢さ」が現れたファッションがとっても良く似合っている。レイヴンは、"アーク"の無重力整備士として登場。クラークのお母さんアビーとの協力関係で、先に地上へ送られた100人の無事を確認するために地球へ向かうが、レイヴンは、実はフィンの幼馴染であり大切な恋人…、でもその頃、地上では…ということでここからは作品を観てのお楽しみ!
さあ、主要なイケメン俳優&美人女優の面々、いかがだっただろうか。『The 100/ハンドレッド』は、『LOST』『ハンガー・ゲーム』などの壮絶なサバイバルアクションの流れをくみつつ、人間同士の信頼関係や欲望、極限状態で「人はどうあるべきか」を問いかけて来る骨太な人間ドラマに仕上がっている。そして、彼らが織りなすティーンエイジャーゆえの複雑な恋心の行方が『The 100/ハンドレッド』の大きな見どころのひとつとも言える。もちろん、恋心だけではなく、友情や家族との愛情…どんどん成長していく彼らの姿に、きっといつの間にかあなたの心は惹きつけられていくことだろう。特にシーズン後半からは、登場人物も増え、彼らの心情の変化やそれぞれの関係性は、どんどん複雑性を帯びていく。
今回紹介した6人のほかにも、グラウンダー(地上にいた人類)のリンカーン役リッキー・ウィトルや、ジャスパーの親友モンティ役のクリストファー・ラーキンら、まだまだ本編中には「ブレイク間違いなし!」と言いたくなるような若手俳優がたくさん出演! さらにシーズン2ではオドロキの美女も登場!?ということで、ますます目が離せなくなること間違いなし!
そして最後に、忘れてはいけないのが、彼らを地球へ送ることを決意した"大人たち"を演じるベテラン俳優の面々。アークのリーダーであるジャハ議長を演じるのは『グレイズ・アナトミー』などで知られるイザイア・ワシントン。そして、野心家の議員ケインを演じるのは『LOST』でデズモンド役を演じたヘンリー・イアン・キュージック。彼らの確かな演技力がドラマを支え、このベテラン俳優陣との絶妙なコラボレーションにより、若手俳優たちの新鮮さがいっそう輝きを放つ。本当に魅力的な若手俳優がたくさん出演している『The 100/ハンドレッド』。皆さんもぜひ自分のお気に入りの一人を探しながら鑑賞してみては?
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