ニューヨークに暮らす男女6人の友情や恋愛模様を綴った大人気コメディ『フレンズ』。同番組の中で印象的なある曲のタイトルが、もともとは違うものだったことが明らかになった。英Digital Spyが伝えている。
舞台裏を明かしたのは、脚本家のベッツィー・ボーンズ。ボーンズはシーズン2第6話を執筆したが、このエピソードの中で初めて登場した、リサ・クドロー演じるフィービーが歌う曲「Smelly Cat(クサい猫)」は、実は「Smelly Dog」だったという。
米Refinery 29のインタビューで、脚本を書く際に自分の生活からインスピレーションを受けると語ったボーンズは、実際に当時、においの強い犬を飼っていたと説明。「本当にきついにおいのする犬を飼っていたの。でも、"猫"の方が面白いだろうってことで変更されたのよ。私の犬はゴーダという名前だったけど、それはあの子のにおいが嫌なチーズみたいだったからなの」と明かした。
この曲は、のちにフィービーの定番曲となり、猫用トイレのCMに使用されたり、オリジナルのミュージック・ビデオが製作されたりするほど人気を集めた。(海外ドラマNAVI)
Photo:『フレンズ』
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