20世紀FOXが初めて手掛け、1997年に公開されたアニメーション映画『アナスタシア』が、2016~17年のシーズンにブロードウェイへ舞台が移されることが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
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1956年に公開されたイングリッド・バーグマン主演映画『追想』を下敷きにした『アナスタシア』では、ロシアのロマノフ王朝の皇女アナスタシアをめぐる謎がストーリーの軸。宮殿で幸せな日々を送っていたアナスタシアは、魔法使いラスプーチンが皇帝一家にかけた呪いで勃発したロシア革命により、混乱の中で行方不明になってしまう。それから10年後、アーニャと名を変えて孤児院で暮らしていたアナスタシアは、自分の出生を証明するペンダントを手にパリへ旅立つ...。
アナスタシア生存説を壮大かつロマンチックに描いた本作は、5月12日(木)から6月12日(日)までコネチカット州ハートフォード劇場で期間限定上演された後、ブロードウェイで公演が開始されるとのこと。ハートフォード劇場で上演されるバージョンでは、ブロードウェイの舞台『マディソン郡の橋』『ウィキッド』に出演したデレク・クレナが詐欺師ディミトリ役、ブロードウェイミュージカル『マンマ・ミーア』で主演したこともあるクリスティー・アルトマレがアナスタシア役にそれぞれ決定しているが、二人がブロードウェイ版に続投するかどうかは不明だ。
『紳士のための愛と殺人の手引き』で2014年トニー賞ミュージカル部門演出賞を受賞したダルコ・トレズニヤックが演出を手掛けるブロードウェイ版『アナスタシア』は、シューベルト・シアターでの公演が決まっているが、現段階で上演日程やキャストなどの詳細は未定。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『アナスタシア』
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