閑静な住宅街に住む"普通"の主婦たちの秘密を追い大ヒットした『デスパレートな妻たち』(以下、『デス妻』)。アメリカでの放送が終了してから、既に5年が経つ今作だが、出演していたキャストは今どのような形で活躍しているのだろうか?
メインの、スカーボ家、バン・デ・カンプ家、メイヤー家、ソリス家と連日掲載してきたが、最終回となる今回はその他の懐かしのキャストの今をお届け!
目次
- 1 ■メアリー・アリス・ヤング(ブレンダ・ストロング)
- 2 ■ポール・ヤング(マーク・モーゼス)
- 3 ■ザック・ヤング(コーディ・カッシュ)
- 4 ■ベス・ヤング(エミリー・バーグル)
- 5 ■イーディ・ブリット(ニコレット・シェリダン)
- 6 ■デーブ・ウィリアムズ(ニール・マクドノー)
- 7 ■キャサリン・メイフェア(ダナ・デラニー)
- 8 ■アダム・メイフェア(ネイサン・フィリオン)
- 9 ■ディラン・メイフェア(リンジー・フォンセカ)
- 10 ■アンジー・ボーレン(ドレア・ド・マッテオ)
- 11 ■ロビン・ギャラガー(ジュリー・ベンツ)
- 12 ■ボブ・ハンター(タック・ワトキンス)
- 13 ■リー・マクダーモット(ケヴィン・ラーム)
■メアリー・アリス・ヤング(ブレンダ・ストロング)
彼女の自殺なしでは『デス妻』はスタートしていなかった...という重要な役。そのため、回想シーンや、ナレーターとしての登場だったが、演じていたのは80年代から映画&TV界で活躍するブレンダ・ストロング。
『デス妻』終了後は『ダラス』(カブリエルと不倫をしていたジョンとは再共演!)、『スキャンダル』、『BONES』、『SUPERGIRL/スーパーガール』、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』といったシリーズに出演している。
ちなみにスタイルのいい『デス妻』の"主婦たち"だが、背が一番高いのはブレンダで、183cmもあるスレンダー美人だ。
■ポール・ヤング(マーク・モーゼス)
At the "Traitors" convention with the amazing Miranda Otto. #Homeland #TheLastShip #MadMen pic.twitter.com/h9wKUoPJ21
— Mark Moses (@TheMarkMoses) December 28, 2015
自殺したメアリーの夫を演じていたマーク・モーゼス。オリバー・ストーン監督作品に3度(『プラトーン』、『ドアーズ』、『7月4日に生まれて』)の出演経験&『アリー・myラブ』や『スター・トレック エンタープライズ』など数多くのTVシリーズへゲスト出演経験があったものの、注目されるようになったのは『デス妻』のポール役からだそうだ。
今シリーズ終了後は、再び『MAD MEN マッドメン』でレギュラーキャストに抜擢。実の父が広告代理店勤務だったことが役作りに結びついたという。その他にも『ザ・ラストシップ』や『HOMELAND』へゲスト出演。
■ザック・ヤング(コーディ・カッシュ)
ポール&メアリーの息子ザックを演じていたコーディ・カッシュ。2004年のシリーズ開始当初は17歳だった彼も、今年で30歳。
2歳の頃にショートフィルムへ出演したことが芸能界入りのきっかけで、『ER 緊急救命室』や『ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル』といった多くのシリーズに子役としてゲスト出演。『デス妻』のザック役が彼のキャリア上、出演回数が最も多いシリーズだ。番組終了後はインディーズ映画に数本出演している。
■ベス・ヤング(エミリー・バーグル)
シーズン7に登場するポールの新しい妻ベスを演じていたのは『キャリー2』で主役のレイチェルを演じていたエミリー・バーグル。個性的なルックス&謎めいたキャラクターで強烈な印象を残していた。
そんなエミリーは『デス妻』終了後にも数多くのTVシリーズに出演。『サウスランド』のタミー役、『シェイムレス 俺たちに恥はない』のサミ役、オリジナル版にも出演していた『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』のフランシー役など。
■イーディ・ブリット(ニコレット・シェリダン)
シーズン5まで登場していたイーディーを演じていたニコレット・シェリダン。若い頃からファッションモデルとしてキャリアをスタートさせ、TV番組でのブレイクは1986年から1993年まで出演していたソープオペラの『Knots Landing(原題)』。
『デス妻』終了後はいくつかのTV映画へ出演はしているものの、日本では未公開の作品ばかり。不当解雇と暴力行為があったと『デス妻』の製作総指揮マーク・チェリーと放送局を訴えていた件がひびいているのかもしれない...。
■デーブ・ウィリアムズ(ニール・マクドノー)
イーディーの謎の夫を演じていたのは、『バンド・オブ・ブラザース』のバック・コンプトン役などで知られるニール・マクドノー。
その個性的なルックスのせいか『デス妻』終了後も悪役での活躍が目立っており、『ARROW/アロー』、『THE FLASH/フラッシュ』ではダミアン・ダークを、『エージェント・オブ・シールド』や『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』ではダム・ダム・デューガンを演じている。
■キャサリン・メイフェア(ダナ・デラニー)
I'm back...! I highly recommend an occasional Twitter break. Good for the soul.
Ari Michaelson pic.twitter.com/QYx7xP5fa8— Dana Delany (@DanaDelany) 2017年5月6日
シーズン4から登場し、ブリーやスーザンとの衝突も多かったキャサリンを演じていたのは『チャイナ・ビーチ』(1988年~1991年)で2度のエミー賞に輝いたことで知られるダナ・デラニー。
『デス妻』終了後は『ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言』で主人公のミーガン、『ハンド・オブ・ゴッド』でもロン・パールマン(『サン・オブ・アナーキー』)と共にメインキャストに抜擢されている。
■アダム・メイフェア(ネイサン・フィリオン)
海外ドラマファンにはお馴染み!『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』のネイサン・フィリオンも『デス妻』シーズン4へ出演。ダナ演じるキャサリンの夫役だった。
今作終了後は『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』での活躍はもちろんだが、『モダン・ファミリー』、『サンタクラリータ・ダイエット』などのTVシリーズ、『スーパー!』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(声での出演)といった映画でも活躍を続けており、声優を務めるディズニー・Pixarのアニメーション映画『カーズ・クロスロード』は今年7月公開予定。
■ディラン・メイフェア(リンジー・フォンセカ)
新しい父親アダムと共にウィステリア通りに戻ってきた、キャサリンの娘ディラン。過去に住んでいたはずなのに記憶がないという設定だった。そんなディランを演じていたのは『NIKITA/ニキータ』や『エージェント・カーター』、『ママと恋に落ちるまで』への出演で知られるリンジー・フォンセカ。
『デス妻』のあとも引き続きTVを中心に活躍中で、米Syfyの超常現象ホラードラマ『The Haunted(原題)』では主演を務めることが決定している。プライベートでは、『ニキータ』で共演したノア・ビーンと昨年結婚し公私ともに絶好調だ。
■アンジー・ボーレン(ドレア・ド・マッテオ)
シーズン6でウィステリア通りの新しい住人として登場するアンジー・ボーレン。彼女も秘密の過去を抱えているキャラクターだったが、演じていたドレア・ド・マッテオは『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』のアドリアーナ役や『Joey ジョーイ』のジーナ・トリビアーニ役で知られるイタリア系の女優。
『デス妻』のあとには『サン・オブ・アナーキー』、『カリフォルニケーション』、『エージェント・オブ・シールド』にゲスト出演。昨年からは歌手で女優のジェニファー・ロペスが主演を務める『ブルックリン警察 -内部告発-』のレギュラーキャストの一人として活躍中。
■ロビン・ギャラガー(ジュリー・ベンツ)
スーザンの家に居候し、まさかのキャサリンと"あんなこと"になる元ストリッパーのロビンを演じていたのは、『バフィー~恋する十字架~』、『デクスター ~警察官は殺人鬼』などで活躍してきたジュリー・ベンツ。
『デス妻』への出演終了後には『パワー・オブ・フォー 普通じゃない家族』でメインキャストに抜擢されるも、1シーズンのみで終了。続いて『DEFIANCE/ディファイアンス』でもレギュラーキャスト、最近では『HAWAII FIVE-0』にアビー役で出演をしていた。
■ボブ・ハンター(タック・ワトキンス)
ウィステリア通りに住む弁護士ボブを演じていたタック・ワトキンス。
『デス妻』終了の翌年2013年に同性愛者であることをカミングアウト。代理出産で生まれたかわいらしい双子のパパになり、幸せいっぱいのようだ。『デス妻』のあとには、『Major Crimes ~重大犯罪課』、『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』などにゲスト出演をしている。
■リー・マクダーモット(ケヴィン・ラーム)
ボブのパートナー、リーを演じていたケヴィン・ラーム。『デス妻』終了後も主にTVシリーズで活躍を続けており、『MAD MEN マッドメン』のテッド・チャウ役、『ベイツ・モーテル』のボブ役や、シーズン3への更新が決まったばかりの『リーサル・ウェポン』ではレギュラーメンバーとして出演している。