殺人が合法になるスリラー映画『パージ』のTVシリーズは、パージ以外の364日を描く!?

一年に一度、12時間だけ全ての犯罪が合法になる、恐ろしい近未来のアメリカを舞台にしたバイオレンス・スリラー映画『パージ』。そのTVシリーズの設定が明らかになったことを、米Entertainment Weeklyなどが報じた。

『パージ』は、『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』のジェイソン・ブラムと、『トランスフォーマー』のマイケル・ベイがタッグを組み、『交渉人』で脚本を手掛けたジェームズ・デモナコが脚本・監督を務めた作品。これまでに『パージ』(2013年)、『パージ:アナーキー』(2014年)、『パージ:大統領令』(2016年)の3作品が作られている。

そのTVシリーズについて、映画の製作を手がけるブラムが基本コンセプトを明らかにした。それによると、全ての犯罪を合法にする恐ろしい法律が、パージの行われない364日間、どのようにアメリカに影響するのかを描くという。

TVシリーズが発表された先月の時点で、デモナコは「TVシリーズではキャラクターの探求ができる。パージの夜に、彼らはなぜ銃やナイフを持って凶悪犯罪に手を染めるのか。95分の映画では不可能なことが描けるんだ」と話していた。デマルコはTVシリーズでもパイロットの脚本を担当する見込みで、シーズン1のアイデアも出している。

『パージ』TVシリーズは、米USAと米Syfyにて、2018年に放送予定。同年には映画の4作目も全米公開予定となっている。(海外ドラマNAVI)

Photo:2013年の映画『パージ』で主演を務めたイーサン・ホーク
(C)Izumi Hasegawa / HollywoodNewsWire.net