ホワイトハウスを舞台にしたケヴィン・スペイシー主演の人気ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』。シーズン6をもって終了することになった同作のスピンオフ企画が、Netflixで複数進行中であることが分かった。米Varietyが報じている。
Netflixと製作会社Media Rights Capitalが企画しているスピンオフの一つは、オリジナルの主人公フランク・アンダーウッドの腹心ダグ・スタンパー(マイケル・ケリー)を中心とした作品。シーズン4まで製作総指揮を務めたエリック・ロスがスピンオフの脚本を手掛け、他に2本持ち上がっているプロジェクトもオリジナルの世界観を引き継いだシリーズとなるようだが、現時点で脚本家は未定。
本家は、フランクを演じるケヴィンの未成年への性的アプローチ疑惑が浮上した直後、撮影が始まっているシーズン6をもって幕を閉じることが決定。『スター・トレック:ディスカバリー』などに出演しているアンソニー・ラップが、14歳当時、ひと回り年上のケヴィンから性的アプローチを受けたと告白した後、Netflixと製作スタジオのMedia Rights Capitalはシリーズ終了の決断を下したことを発表していた。Netflix側は数ヵ月前から番組終了を考えており、この決断が既定路線であったことを主張している。
スピンオフについては、ケヴィンのスキャンダルとは関係なく企画が進められているとのこと。今後、彼を取り巻く状況や、シーズン6の撮影進行状態などが分かり次第、随時続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ハウス・オブ・カード 野望の階段』
(C) Netflix. All Rights Reserved.