ひと昔前にヒットした作品をドラマシリーズ化するプロジェクトが続々と立ち上がっているなか、ジム・キャリーの主演映画『エース・ベンチュラ』をリブートする企画が進行中であることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
1994年に公開された本作の主人公は、迷子のペット探しを専門とする探偵のエース・ベンチュラ。そんな彼に、NFLチーム「マイアミ・ドルフインズ」のマスコットであるイルカを捜索する依頼が舞い込むのだが...。ジムお得意の抱腹絶倒ドタバタ喜劇が繰り広げられる作品で、アメリカでは彼の出世作『マスク』に劣らぬ興行成績を収めた。
現時点では、映画として復活するのかドラマ化されるのかは未定で、オリジナルの完全なリメイクとはならず、スピンオフ的な内容になりそうだとのこと。リブートの企画を進めているのは、1973年公開のオカルト映画『エクソシスト』をTVシリーズ化したデヴィッド・C・ロビンソン。
本シリーズが成功を収めたことで、ロビンソンは「『エース・ベンチュラ』を含めたヒット映画作品多数を甦らせたい」と発表。復活版にジムがカムバックする話も浮上している模様で、リブート企画のコンセプトは"バトンを渡すような状態"だと例えられている。
ぜひともリブートが実現してジムの続投を期待したいところだが、米SHOWTIMEが2018年に放送を予定している新作ドラマ『Kidding(原題)』に主演することも決定しており、多忙を極めそうだ。ロビンソンが進めているプロジェクトと、『エース・ベンチュラ』のリブートについて続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジム・キャリー
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