全米で最も忙しい病院の救命処置室(ER)を舞台にした医療ドラマ『コード・ブラック 生と死の間で』。今年5月にシーズン3をもって打ち切りが決定したことを当サイトでもお伝えしていたが、復活する見込みが出てきたようだ。米Hollywood Reporterが報じている。
今月5日(日)、TV批評家協会のプレスツアーで米CBSエンターテインメントのケリー・カール社長が、「シリーズの復活について考えているのは事実です。視聴率も安定していた素晴らしい番組ですし、なんとかシリーズを続行させる方法を見つけたいと思っています」と、キャンセルを見直すようなコメントをした。
4~5月に放送されたシーズン3は、視聴率が平均0.7レーティングで18~49歳者層の視聴者数は538万人。当日放送から1週間後のレーティングは1.2となり、視聴者数は842万人まで上昇。しかしシーズンの平均レーティングは、シーズン2よりも30パーセント減となっている。
レーティングを見ると、『コード・ブラック』がシーズン4へ更新される道のりは険しそうだが、カール社長は「経済的に少しチャレンジが必要ですが視聴率は悪くないため、我々はキャンセルを見直すつもりだ」とも述べている。
シーズン2&3への更新も、土壇場で決定していた本シリーズ。各シーズンのエピソードも18話から16話、13話と減少の一途をたどっていただけに今後がどうなるかキャストはもちろん、ファンも不安に思っているだろう。果たして打ち切りが撤回されシーズン4が製作されるのか? 続報が入り次第お伝えしていきたい。日本ではDlifeにて、シーズン2が放送中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『コード・ブラック』
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