『グレアナ』エレン・ポンピオ、すべてやり尽くしたと降板をほのめかす

もしかしたら、2020年が『グレイズ・アナトミー』(以下『グレアナ』)のメレディス・グレイに別れを告げる年になるかもしれない...。主人公メレディス役のエレン・ポンピオが現在の契約が切れる来シーズン、シーズン16で青のスクラブを脱ぐかもしれないことをほのめかした。米TVLineが報じた。

9月27日(木)から米国で始まる『グレアナ』シーズン15のプレミア放送を記念し、それぞれのキャストが表紙を飾る6種類のバージョンの特別版米Entertainment Weeklyが9月21日(金)に発売となった。この最新号に登場したエレンはシーズン16以降もシリーズを続けるかという質問を受け、「このドラマでの私の未来がどうなっているか、今は正式なことはまだ何も言えないの。でも、私は私たちが伝えられる物語のほとんどを伝え終えたように感じている」と答え、変化を求めていることを明かした。

今年5月にもエレンは、シリーズがファイナルに近づいているとインタビューで語っており、子育てのために仕事をセーブしたいと話していた。

『グレアナ』生みの親であるションダ・ライムズは昨シーズンから本作プロデュースを離れ、シーズン15からは脚本だけに専念しているが、シリーズが終了するときも最終回を執筆する予定だという。「私は少なくとも6回、番組の"最後"を書いたことがあるの。でも終わらなかった。いつも、"これがこのドラマの終わり方"と思うたびに、その瞬間は通り過ぎていたの。だからもう(終わりを)考えることはやめたわ。今はどうなるかわからない」と語っている。

『グレイズ・アナトミー』シーズン15は、米ABCにて9月27日から放送開始。初回は2時間スペシャル。(海外ドラマNAVI)

Photo:エレン・ポンピオ(『グレイズ・アナトミー』)
(c) ABC/Bob D"Amico